へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

なんてBLACKYな・・・

2018-02-14 07:45:53 | 日々雑感
 昨日は、久々に派券のシゴトに行った。もともと火曜日は「万引きGメンの日」なのだが、まだ4日間の法定研修が雪(夏タイヤのため、道路事情が悪化した場合は、無理して研修に来なくてよい、と言われている)や会社側の突発事案で中止になり、終えていない状況・・・まだまだ「見習い」として現場に出る日は遠そうである。
 
 一応、交通費は全額は無理としても、自宅から博多までの往復の何割か?と、そして研修期間中もいくらかの「賃金」は発生するハズだが、「小心者」の私は、その肝心な部分を聞けずにいる。

 前日からの大雪で九州道が前面通行止めになり、当然、峠を越えて福岡市内に出るのも無理、明日(火曜日)も無理だろう・・・そう思って派遣のシゴトを入れた。日給諭吉の、Gメン研修よりはるかに利率の良いシゴトである。

 ところが、翌朝、つまり、昨日の朝、起きてみると雪がない(笑)この日ばかりは雪が降っていて欲しかった・・・当然、道路の規制も解除されている。でも、すでに派遣のシゴトに入る手はずを終えていたので、今更「行けません」とは言えない。

 「行けません」の矛先を万引きGメンの雇い主である某警備会社に向け、派遣先の自動車部品工場に向かう送迎車の中で苦し紛れの言い訳(笑)電話をする。「あの・・・本日も、雪の影響で・・・あさって木曜日、よろしくお願いします!」

 でも、あながち嘘ではない。事実、派遣先に向かう途中で高速道路が通行止めとなり、おかげで、もともと降りるはずの出口は「ここから先、通行止め。ここで降りよ」の電光掲示板により、車でごった返して約2kmの渋滞となっていた。

 おかげで、2分ほど「遅刻」した。


 この日の派遣先は、大手自動車メーカーの下請け工場・・・我が街や北九州には、この手の工場が非常に多い。別に、電車で1時間以上かけて来なくても、我が街にある工場に行けば、「時給1000円」以上で働かせてくれる。

 福岡県の最低時給が789円であるから、はるかに高時給である。

 が、高時給なのには理由(ワケ)がある。

 「カンタン、シールを貼るだけ!」
 
 アルバイト情報誌や新聞の折り込みチラシにあるように、いわゆるこの手の工場系作業は、非常に単純だ。それこそ、AIにさせておけヨ!というくらい悲しいくらいに単純なのである。

 でもって、拘束時間が異常に長い。だから、高い時給で一人でも多く、辞めさせない「工夫」?をしているワケである。

 確かに、半日以上ガマンして諭吉とお友達になれるならガマンもするが、毎日は続けられない・・・

 でも、それを毎日こなしている人たちがいる。

 この日の仕事は、朝8時半から夜8時まで・・・一緒に行った派遣の男性2人と従業員は午後9時まで残業だった。1時間の昼食休憩をはさんで実働11.5時間・・・!すべて立ちっぱなし。正直、キツイ!

 このキツイ仕事を20代から50代とおぼしき男女の従業員は「毎日」行っている。

 そして、昼食休憩以外の15分ほどの小休止になると、男女問わずおもむろにタバコを吸う。

 私の以前の職場(陸上自衛隊)もそうだったが、なぜか「作業系」の仕事に従事する人々は、ほぼ9割方、タバコを吸う。


 なんか、その光景を見て悲しくなった。

 彼らは、いったい何を考えてここで毎日働いているのだろう?月のわずかな休日は何をして過ごしているのだろう?

 始発電車に乗って出勤して、ほぼ終電で帰って、また始発・・・そんな日々の繰り返しの果てに訪れる休日は、きっと疲れて寝て終わり、か、日頃のストレス発散にパチンコ、競馬で時間を潰す・・・


 私の勝手な想像だが・・・


 確かに、生きて行く上でお金は必要だし、私自身も、この日は「高時給」のこの仕事を選んだ。でも、毎日はたくさんだ。なぜなら、このような環境でモチベーションを維持、志を高く持つ!なんてコトはほぼ不可能に近い。それこそ、自分自身が自動車の部品のように、組織の歯車に巻かれて終わり、だ。

 
 日本国憲法は「健康で文化的な最低限度の生活」を営む権利を謳っている。が、果たして組織の歯車になって「健康で文化的な最低限度の生活」は保障されているのだろうか?

 では、逆に「組織の歯車」になるコトを嫌って、私のように組織から逸脱して一人で生きて行こうとして、果たして「健康で文化的な最低限度の生活」は保障されているのだろうか?


 残念ながら、多くの人々は毎日、朝から晩まで身を粉にして働いている。それが嫌、という人は私のように組織から外れて独立起業しようと試みて多くは失敗し、「起業難民」となる・・・

 
 ここで私はある話を思い出すのである。「ユダヤ人大富豪の教え」ではないが、最近のブログでもお伝えした、真冬のニューヨークに身一つで放り出したユダヤ人講師のセミナーの話である。

 携帯スマホも現金もクレジットカードも取り上げられて、真冬のニューヨークの街頭に放り出され、「稼ぐまで帰ってくるな」というセミナー!

 
 私も、おそらく、ここで路頭に迷う口であろう。なぜなら、私たちは子供の頃から親や学校が親切にすべてを教え、与えてしまい、自分のアタマで考える、というコトに慣れていない。

 よく、退職した自衛官を雇う人から聞くのは、「自衛隊さんだけあって、よく動くね。でも、言われたコトしかしないよね?」と。

 本当に、自衛隊という組織は指揮命令系統で全ての行動が統制されているから、そこにどっぷり漬かっていると、「指示が無いと動けない人」、いわゆる「指示待ち」になってしまう。

 「はい、終わりました。次、何すればいいですか?」

 完全に「作業員」である。そこに自分の意志、意思は無い。


 最近、思うのは、別に自衛官に限ったコトではなく、日本社会全体がそういう傾向にあるように思う。


 本日も、まとまりなくなって来たところで、本日のマトメ(笑)

① 組織に漬かり過ぎると自分を見失う。ほどほどに
② 独立起業も良いが、「起業難民」にならないためにも、本業についているうちから副業で稼ぐ目途を立てておく
③ 他人に任せない。自分のアタマで考え続ける。だって、自分の人生なんだから・・・

 以上

#welovegoo
#福岡県の最低時給
#副業のススメ
#ユダヤ人大富豪の教え
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