へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

「現代版奴隷制度」からの脱却①

2018-02-01 08:55:00 | 日々雑感


 毎日の通勤、お疲れさまです。今日は木曜日!あと一日頑張れば・・・そう、金曜日です。

 私は熊本勤務時代、家から職場までの通勤距離が2キロ圏内だったこともあって、車通勤が認められず、徒歩通勤でした。

 ランナーなんだから、走って通勤しろ!

 そう思われたかもしれませんが、ランニング通勤のハードルがとても高くて・・・国体選手なみのレベル、つまり、フルマラソンでいうと2時間台?とても無理です。(笑)だから、毎日、制服着て、ローヒールのパンプスをカチャカチャ言わせて通勤していました。(ラン友の皆さんなら、私のすり足をご存じと思います。普段の歩きから「すり足」のため、ローヒールパンプスは私以上に悲鳴を上げていたと思います。)

 その通勤途中で、わずか2km以内でクラクションの音を3度も耳にしました。熊本県民の気質は、福岡ほどせっかちではないのに・・・最初は、なんでこんなにクラクション鳴らすのかな?と疑問に思っていました。

 すぐに謎が解けました。クラクションは毎日、鳴らされるのではなく、ある曜日に一気に集中します。何曜日だと思いますか?そして、その理由は?


 そう、「木曜日」なんですね。

 なぜか?

 通常、月曜日に始まり、金曜日に終わる勤務、その中で終盤にさしかかり、連続4日目、となる木曜日が最も精神的にイライラする、そういう特性があるのです。それが、穏やかなハズの熊本県民までもクラクションを鳴らしてしまう理由だったんです。


 では、なぜ、企業や組織の多くは、月曜日に始まり、金曜日に終わる。午前9時に始業し、午後6時に終業するという、「8時間労働」を強いているのでしょうか?(間にお昼休憩を1時間、と想定しています。)

 
 疑問に思ったコト、ありませんか?

 ここで疑問に思っていないなら、あなた、相当ヤバイです。企業や組織に「洗脳」されています。

 おい、そんな難クセつけて、キサマ、何か売ろうとしてるだろ?そう思ったでしょうか?

 
 安心してください。今の私には、何も売れるものはございません。(笑)

 
 では、なぜ、このテーマで記事を書こうと思ったか?

 私自身、自衛隊に30年近く勤務し、辞める(定年3年を前に自主退職)前に1日18時間勤務、というひどい経験をしました。

 同じように、現在も、毎朝、午前8時前後の電車の込み具合は全国的にひどいものですし、車で通勤するにしても、通勤時間帯の道路の込み具合は相当なものです。

 私が出会った人の中には、毎朝の通勤ラッシュが嫌で、会社辞めて糸島に引っ越しました、という青年がいました。

 福岡県糸島市・・・ご存じの方には、その良さが十分にわかると思います。糸島市は、福岡市に隣接する市で、海がキレイな町です。サーフィン好きにはとても魅力的な町ですし、オシャレなカフェやレストラン、有機野菜の栽培・・・等、やはり、移住された方々が執行錯誤を経て、いろんなお店を立ち上げている、魅力的な町です。福岡マラソンの最終ゴール地点でもあります。

 そして、同じ派遣で働く女子の中には、正業を持ちながら派遣で勤務する、という女子が多くいることに驚きました。理由は明確です。

 正業だけでは給料が低く、生活していけないから・・・

 男女の未婚率が高くなっている中、20代~30代の女性が一人で生活していくには、もはや正業だけでは厳しい、それが今の日本の現実なのです。

 その女子たちが、一斉に口を揃えて言うのは、「派遣の方が楽しい。正業を早く辞めたい」です。

 理由は、明確です。

 彼女たちは、毎朝、通勤ラッシュの中、通勤し、同じ上司、同じメンバーのもと、同じ仕事をする・・・その繰り返しに耐えられないのです。私も同感です。


 だから、そんな人々のために、少しでもお役に立てれば・・・そんな思いで書いています。

 私が、ここで、独り立ちして一発逆転、現職自衛官時代の年収を超えましたあ~ってなったら、一層、説得力があるのですが・・・あえて、今の状態で書かせていただくのは、私のトライ&エラーを見て、いろいろと参考にしていただきたいのです。なぜ、エラーになったのか?どうすればステップバイステップにつなげていけるのか?ご自分なりの回答につなげていただけたら幸いです。

 もう一つ、狙いがあります。それは、企業側、組織側・・・つまり、雇い主に対して、「これ以上、人が辞めない、人を育てる、魅力的な企業、組織であるためには、どうすればいいか?」ということをこのブログからくみ取っていただきたいのです。

 
 はい、なぜ、8時間労働なのか?の回答をしていませんでしたね。

 答えは、イギリスの産業革命時代からの流れです。農業で生計を立てていた時代から、日本にも工業が入って、8時間労働(基準)が取り入れられ、それがなんと、今日まで続いているのです。

 これを「現代版奴隷制度」と呼ばずして、なんと言おうか?

 エジプトのピラミッドを作ったのはご存知のとおり、奴隷ですが、当時の奴隷には、報酬としてその日のパンとビールが与えられていた、という記録が残っています。

 ビールで酔いつぶれて、二日酔いだから次の日はいかなくても、別におとがめもありません。飲兵衛にとっては、エジプトのピラミッド労働の方が良かったかもしれませんね。


 このタイトルはシリーズ化して定期的にお届けします。次回は、「人が逃げない(笑)、魅力的な企業、組織にするためには?」という内容でお届けしたいと思います。お楽しみに。

 ところで、この写真、誰かおわかりですよね?

 そう、エイブラハム・リンカーン、アメリカの大統領で「奴隷解放の父」と言われています。


#weelovegoo
#現代版奴隷制度
#エジプトのピラミッドは誰が作ったか?
#エイブラハム・リンカーン
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1 コメント

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Unknown (新潟県片津)
2018-02-01 17:54:20
正業を持ちながら派遣で勤務する、という女子
であるなら、政治を変えるために市議会に立候補。
派遣では、議員の派遣はないですかね。

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