定年後のコトなんて全く考えていなかった。手元にあるフィットネスインストラクターとメンタルコーチの資格で何かをしよう🎵と漠然には思っていた。
3年前にマンションを買った。もちろん、その時は定年前にまさか自分が辞めるとは思ってもみなかった。
今までに辞めよう、と思ったコトは何度かある。でも、辞めなかったのは、「思い」が真剣でなかったから。
ただ、35歳を前に辞めよう、と思った時は、チョッピリ真剣だった。沖縄県か鹿児島県の教員採用試験を受けて、離島の学校の先生になろう、と思った。今ある電子ピアノは、その実技試験対策に買ったモノだ。
だが、ミサイル実射訓練の責任者としてアメリカに行くコトが決まったので、本来の仕事に専念するコトとな
った。
本気で辞めようと思ったのは、定年までちょうど3年...という時だった。今、日本社会では労働時間が問題になっているが、当時の私の一日の勤務時間は、最大で18時間だった。周りにうつ病で休職中の幹部職員が4人もいた。
泣き言は言わない。私よりも小さな子供のいる男性のほうが優遇された時、男女平等とは、こういうコトか。と思い知らされた。
泣き言は言わない。そうは言っても、これ以上、感情を封じ込めたら、それこそうつ病になりそうだった。
喜怒哀楽は大切だ。時には、マイナスと思われる泣くこと、怒ることも大切だ🎵
今思うのは、男って大変だな...というコト。男だから泣いてはいけない。でも、泣きたい時もある。だから私は言いたい。
男たちよ、泣きたまえ❗と。(^_^)
で、辞めて何をするのか?まーったく考えていなかった。ってか、何もしたくなかった。それだけ私の心は疲れていたのだ。
本当に一年間、何もせずに居たら、退職金が無くなってしまった。1千万なんてあっと言うまに無くなってしまう。
理想は年収1千万🎵なんて言う人がいるけれど、それでは足りない。2千万、いや、値札を気にせず買い物が出来るのは、年収3千万からだそうです。ま、私はショッピングには、そこまで興味が無いのですが...
その私が、まさかのwebショップを立ち上げるコトになった。
本当に、このままではいけない。そう思ったのが、辞めてちょうど一年になる今年の3月🎵フリーライターの肩書きで、ネットを通じて3000字程度の記事を書いて小遣い程度の金額をいただいていた。
もう、9時-5時の仕事は無理だ。一人でなんとか稼ぐしかない。でも、どうやって?
明確な答えが見つからぬまま、日本縦断の旅に出た。
旅が答えを見つけてくれる、そんな感じがした。
四国で「生涯遍路」という言葉を耳にした。死ぬまで遍路をし続け、遍路に不馴れな人に遍路ガイドをする。
悪く無い。それもありか?
ただ、今の私には家を売り、クルマを売って旅に出る...そこまでの勇気はなかった。
結局、ゴールの日本最東端に着いても、答えは見つからなかった。
そして、2か月としないうちに、北海道縦断に出かけた。
4日目の雨の午後、入った農家直場所で、かぶんなるおもてなしを受けた。
私がやりたかったのは、長い距離を規定の時間内に走って、距離やタイムを競い合うコトではなく、走るコトでピュアになった感覚で、自然や人と出会いたい。そして、それを他の人に伝えたい...
農家直売所を出た時、純粋にそう思っている私が居た。
RUN旅ライター、酒肴コーディネーター、webショップ運営🎵
3つのキーワードが一気に繋がった‼
ちょうど3週間前、知り合いからwebショップの話を聞かされたばかりだった。
自分の足で走って旅をして、それを記事にしつつ、旅先で出会った旨いモノ、心とカラダにいいモノをネット上で紹介、販売する...
バラバラだったモノが、一瞬にして一つになった。心震える瞬間だった。
子供の頃からピアノを習わされ、短大の音楽科を出て陸上自衛隊に進み、銃からペンに持ち替え、短編小説を書き、ZUMBA®フィットネスインストラクターになり、辞める直前までネットの取り締まりをする部署に居た私が、ネットショップを立ち上げる...
なんだか、私の人生って、まったく畑違いの人生だけど、でも、何かが何処かで繋がっている❗そんな気がしてならない。
これからは何が起きるかわからない時代🎵
今朝の朝刊の週刊誌の広告を見てギョッとした。北朝鮮のミサイルは横須賀の米軍基地に向いている...と。個人的には、三沢基地だと思っていた。空軍よりはイージス艦が怖いのか。確かに横須賀だと首都圏も入るから、日本を黙らせるには三沢よりはるかに有効だ。
...そんな、明日には何が起きるかわからない時代だからこそ、○○が準備できてから、△△が揃ってから...なんて言ってたら何も出来ずに一生を終えてしまう。
こんな世の中だからこそ、本音で生きていく価値がある、やっと私がのびのびと生きられる時代が来た‼そう感じている。
立ち上げて、まだ一週間に満たないwebショップ「快造(KAIZO)」ですが、心とカラダの快適を求めて、全力で、いや、楽しみながら運営していきたいと思っています。宜しくお願いします💖
webショップ「快造(KAIZO)」
tsuku2.jp/kaizo-2017