就職を考えている高校生に向けて専用サイトを作り、発信している企業をご紹介するシリーズ。33回目はパンチ工業株式会社です。「何の会社?」と思われた方も多いでしょう。パンチ工業は、大量にものを作る時に用いる精密金型部品の製造・販売をする会社。私たちからは見えないところで、ものづくりを支えています。
グーパンチのロゴは、創業の製品だったプリント基板用穴あけ「パンチ」と活力にあふれた「パンチ」の効いた会社のダブルミーニングとのこと。このような会社の歴史と社風を一目で表すユニークなロゴを持つパンチ工業で、先輩たちはどのような仕事をしているのでしょうか?
情熱重視!
パンチ工業の採用サイトをさっそくチェックしてみました。トップの赤い文字で書かれた「ものづくりに情熱を。」情熱をもってモノづくりに励む製造業としてのプライドが伝わってきますね。高校生向けサイトにある「情熱の熱源は、一人ひとり違っていい。」というメッセージからは、人それぞれが持つ熱い気持ちを大事にしたいという思いが伝わってきます。
どんな仕事があるの?
プラスティックや金属の部品を作っている会社には、製造ラインで実際にモノを作る人、お客様に商品を売る人、お客様と製造ラインの間に入って調整する人など、さまざまな仕事があります。先輩たちは実際どのように働いているのでしょうか?サイトに載っているインタビューを読んでみました。
好きなことを極める
もともと機械が好きだった先輩は、工場見学で見たさまざまな機械に囲まれる職場に惹かれ、入社を決断しました。今は、製造ラインに配属され機械を使う職場で働いています。職場では、小さな疑問・質問にも答えてくれる親切な先輩社員たちと、仕事の話だけでなく、趣味の話もするとか。そんな明るく仕事のしやすい環境で知識を蓄え自分の技術力を磨き、難易度の高い仕事も任されるようになった姿は、好きなことを仕事としていて生き生きしています。
会社と地域、2つの世界
見積もり作成という営業部門と製造部門をつなぐ仕事をしている先輩は、明るく活気のある職場でやりがいのある仕事ができそうだと、工場見学で直感したそうです。見積もり作成は、お手本があっても丸写しはできない仕事。いい意味で緊張と責任を感じながら、毎日を過ごしているとのことです。そんな先輩は、地域に貢献するボランティアなどの活動を行う「風土改革委員会」という社内組織でも活躍中。社内と地域という2つの世界で2倍のやりがいを実感していると語れるなんて、大人な感じがしませんか?
スタートはPANCH ACADEMY
パンチ工業には、PANCH ACADEMYという社員教育を専門に行う部署があります。新入社員はここで入社後2カ月にわたり、全員が同じプログラムでビジネスマナーや会社組織、製造に関する実技などを学びます。この研修は、ひとりの社会人として働いていくうえで、大きな財産となるでしょう。その後それぞれの職場に配属されますが、2ヶ月を共に過ごした同期入社の仲間は、その後の会社生活においてきっと心強い支えになるはずです。
東南アジアやアメリカに進出
パンチ工業は、金型部品製造・販売を行う会社で業界2位の地位を占めます。お客様からの注文に応じて製造する特注品の評価が高く、中国、シンガポールを始めとする東南アジアに6社とアメリカに1社の関連会社を持つなど海外に向けても積極的に展開しています。
また、社員一人ひとりの充実した毎日を願い、働き方改革や福利厚生に力を入れています。男女ともに育児休暇取得実績があるとのことなので、「イクメン」パパになれるかもしれません。
金型部品という目に見えないところでモノづくりを支え、社員や地域社会の幸せを願うパンチ工業。ご興味をもたれた方は、ぜひサイトをチェックしてみてください。