前回、術後に体質が変わって寒がりになった話に「私も・・・」の声が寄せられました。
がんサロンに参加しているとこんな「あるあるネタ」で盛り上がります。
いちばん多いのが抗がん剤の副作用の話です。ある人が脱毛の話を始めると「私なんかまつ毛まで抜けてつけまつ毛ができなくて困ったの」
「わかる～」
「私は鼻毛も抜けてすぐカゼひいて困った」「私もおんなじ。私だけじゃなかったんだ。よかった」
自分の例でいうと術後、退院してからしばらくは体重が減っていきました。半年ほどで底を打ち、徐々に回復してこのまま順調に増えていくのかと思っていました。
それが1年半程たった頃から体重が減り始め「これはなにかよからぬ兆候か」と焦りました。
そんなときにがんサロンで、胃がんで胃を全摘して今は健康的な体格の女性から「私なんか5年ぐらい体重の減少が止まらなかったよ」と言われ
「へ～、5年も続くのか。1～2年の体重の増減なんかそんなに気にしなくてもいいのかな」とほっとさせられました。
医師から「気にしなくていいよ」と言われるよりも同病者の実体験の方がはるかに説得力があります。
「あるある」で自分だけじゃなかったんだ、とホッとしたりできるのが患者会やブログのいいところなんでしょうね。
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