牛丼の話を書いていて、ふと思い出したこと。
赤提灯(あかちょうちん)で
絶望と再生を味わった女の子のこと。
もう5年くらい前になるかな、
大学の頃からの友人のAちゃんは
色白のすらったした綺麗な子だった。
お洒落だし、お嬢様系の進学校出身と
あって、品のある優しい子。
そんなAちゃんは、出版系の会社に就職
ほどなくして新しい彼と出会い、同棲。
それから3年くらい経った頃かな、
「プロポーズされました♪」
と正月明けの飲み会で報告してくれました。
私も含めて友人一同大はしゃぎ。
「絶対結婚式に呼んでよね!」
なんて先のことまで盛り上がってました笑
それから両家顔合わせ、式場の予約
結納と話はスムーズに進行。
Aちゃんは、いつものメンバー飲み会に
旦那さんとなる彼を連れてきて、
みんなに紹介してくれました。
背が高くて、アウトドア系のお洒落な彼
素朴さも兼ね備えている素敵な人でした。
「これはお似合いのカップルだなぁ」
誰もがそう思っていたのに、、、。
ある日私にこんなメールが届きました。
「○○~(←私の名前)、結婚なくなるかもしれない(ノД`;)」
えっ!?なくなるって、この前「今度結婚式の招待状出すね」
って言ってたじゃん。こんな直前で!?
Aちゃん曰く
「彼がマリッジブルーになったみたい」
その頃の私は男のマリッジブルー
というのがどんなものか想像つかず、
Aちゃんを落ち着かせることしかできませんでした。
そして数日後
「別れることになった」
と泣きながら電話をしてきたAちゃん。
今にも消え入りそうな声で話す彼女に
危機感を覚えた私は喫茶店で会うことを
提案し、電車で駆けつけました。
この時も、ただただ話を聞くことしか
できませんでしたけど。
それから1,2カ月は落ち込んでいた
Aちゃんですが、天性の切り替え精神で
「合コンの鬼」と化します。
週1の合コンはもはや彼女のタスク。
週1が週2にとなり、
合コンから合コンへのハシゴもお手の物
メジャーリーガーよろしくのダブルヘッダーぷり
合コンあるところに
Aちゃんあるところに合コンあり。
Aちゃんはかなりオフェンシブになっていました。
全盛期の国見高校くらいオフェンシブです。
前半4-0で勝っていても、
後半10-0まで持っていく。
Jリーグ得点王、大久保嘉人もびっくりの怒涛の攻撃力です。
様々な殿方と逢瀬を重ねるAちゃん。
しかし、なかなか正式なお付き合いには
発展しません。
「何がいけないんだろ~」
悩むAちゃんは久しぶりに私に相談してきました。
確かにAちゃんはモテる。
ただ、将来の嫁さん候補となるとなぜか
二の足を踏んでしまう。
こんな可愛い子、男からしたら
“デート盛り上げ魂”に絶対火がつくのになぁ。
ん~。と考えていたその時、
ふと学生時代の一言を思い出しました。
~続く~
【次回】
・彼女が犯していた重大なミスとは!?
・再びの婚約へと導いたものとは!?
↓あなたの1押しがブログの原動力です♪ ↓
人気ブログランキングへ