アスペルガーさんの体調管理 | 週刊山手心理相談室

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大阪市のカウンセリングルーム山手心理相談室(ミュゼ・アルディの登録商標です。他の方の使用はお断りしています)の社員ブログです。夫婦・発達障害・依存症・アダルトチルドレンに関するカウンセリング記事を中心に投稿します。

ある日、某地下鉄駅を歩いていると、どうやら相当体調が悪い(飲酒)おじさんが

 

苦しそうにカバンの上でへこたれかけていました。私はドア一つ離れた隣の車両に

 

避難しましたが、駅出発後どうやら嘔吐されたようで、大変な騒ぎになっていました。

 

お酒にも限度が必要だと思います。

 

 

 

アスペルガー症候群を中心とするASD(自閉症スペクトラム)の方にとって、自分自身

 

の体調を管理するのはけっこう骨が折れます。(骨折ではありません・念のため)

 

 

というのも、自分自身の「感情」を表現するのが苦手な方にとっては、「体調が”少し”

 

ヘンだなというだけでは脳内のアラームが作動しないことが多く、なんとなく違和感を

 

感じつつ(あるいは感じないで)生活します。

 

 

で、そこそこ症状が悪化すれば、朝突然起きることが困難になります。この状態を

 

「鉛様麻痺(えんようまひ)」と呼ぶ方もいらっしゃいますが、発達障害を抱えるカウンセラー

 

さんにカウンセリングを受けた場合、このアラームがクライエントさんにも起動しない

 

ケースがあります。ご注意の上ピアカウンセリングを受けてくださいね。

 

 

合格OTさん(30歳)のご自慢です。

 

『私は結婚して5年になるのですが、夫が家事を手伝ってくれないのが唯一の悩みです。

 

帰ってくるのはいつも深夜だし、土日はいつまでも寝ています。私は専業主婦なので、

 

家事はしっかりしていますし、内緒ですが、どうやら魔法が使えるようです。というのも、

 

冷蔵庫の野菜やお米、牛乳などを一度も切らしたことがありません。朝になると、なぜか

 

冷蔵庫がいっぱいになっているのです』

 

 

素敵な魔法使いさん、ワタシモホシイデス・・・。

 

 

 

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