みんなといても、孤独 | ~さぁやの一人読書会へようこそ~

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~アラサー女子によるかたよった趣味の読書日記~

やっとこの本!

 

遅すぎる…(笑)

 

 

 

 

お笑い芸人の主人公徳永と、その先輩である天才肌の神谷さんの

 

関わりのストーリー。

 

お笑い芸人たちの苦悩が凝縮されているように感じ、

 

読んでいて辛いところもありました。

 

特に、渋谷の鉄板焼き屋でお笑いライブの打ち上げをやった時

 

周りは盛り上がっているんだけど、徳永が

 

「自分の存在が水を差さないか怖かった。」

「僕は全ての輪から放り出され、座席でも通路でもない、名称のついていない場所で一人立ち尽くしていた。僕は何なのだろう。」

 

というくだりがあって

 

めっちゃ共感してしまいました。

 

大勢の中でこそ、より一層深い孤独を感じてしまうことがあるので

 

そういう感覚を、文章で読めるということが嬉しかったです。

 

もっと早く読めばよかった&ちょっと短くないか?

 

もう少し続き、読みたかったよーえーん

 

 

 

他の人の本で、この作品を

 

「私には読む必要のない本だと思ったからすぐに読むのをやめた」

 

とか書いてあって

 

久しぶりに本を読んでイラつきましたが(笑)

 

この本で復活ですニコニコ

 

純文学なんだけど読みやすく、ところどころ笑えます。

 

お笑いのくだりを読めるのは、ちょっと得した気分ラブ

 

 

 

 

 


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