確信が持てない人、集まれ | ~さぁやの一人読書会へようこそ~

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~アラサー女子によるかたよった趣味の読書日記~

まだ読んでいなかったこの作品…。

 

 


穂村弘さんのエッセイです。

 

この作品は生きる上でしなきゃいけないことや、みんな、なんでもなくやり遂げていることができない、ある種の生きにくさを抱えている人を救ってくれる本かも。

 

巻末には又吉直樹さんとの対談も収録されているのですが

 

そこに、

 

咄嗟に怒ることができる人というのは、

 

世界や人間に対する信頼感を持っていて、少なくとも相手が自分と同質、っていう感覚がないとできない、

 

すごく深いところで他者を恐れているとそれができない

 

と書かれていました。

 

わーかーるーー…。

 

私も咄嗟に怒ることができないし、テーブルをはさんで会話してて、相手に足を踏まれてもテーブルのふりをするし

 

何でもないことのようにその出来事をスルーして過ごすことが多いので、

 

共感の多い本となりました…

 

悲しいけど(笑)

 

なんか指摘していいのかな?っていう気持ちになりますし、この本にも書かれていましたが

 

「確信が持てない」

 

というのが一番近い感情です。

 

言っていいかどうか、確信が持てない。

 

 

 

 

面白いけど、読み進めるのがちょっと辛かったなーー

 

でも、新しい自分を発見したというか、

 

言語化されて安心する、ということが多かったので、

 

自分の心が成長するのに必要な本ではあるか…も…??

 

もう少ししたら、もう一回読んでみようと思います

 

そのころには何か、確信が持てているかも。

 

 

生きることに、様々な自分の感情に。

 

そして、相手も人間だということに。

 

 

 

 

 

 


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