20170829 ナメたネジの外し方 | Rubber side down (林道・野宿・ツーリング・レストア)

Rubber side down (林道・野宿・ツーリング・レストア)

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皆様お久しぶりでございます。
更新さぼりまくっておりました。

と言うのも、博多では5月からお祭り続きでして......
なおかつ仕事が8月にピークを迎えたもので......
まぁ、作業するには暑過ぎたと言うのが最大の理由ですが(わはは)。

だってクーラーも扇風機も無い倉庫ですので orz

それでもぼちぼちレストアやっておりました。
古いTS502のタンクの錆取りやったりですね。
クラッチケーブルが廃盤になってたんで、合いそうな違うマシンのクラッチケーブルを取り付けたりとか。
この頃のスズキのクラッチケーブルって変態的な形なもんで、結構困りました。

ちなみに取り付けたのはコレです。

 

普通のタイコ形状だと良かったんですけどねぇ。

 

 

 



ここまできたらもう乗れるんじゃね?
と思いきや、クラッチを切らなくてもギアがスコスコ入ります。
古いバイクでクラッチが固着するのは聞きますけど、切れっぱなしってのは謎。
クラッチカバー開けてみるかーとネジを外していたら、またナメちゃいました。
それも9本のうち5本も orz
エンジン周りの窪んだ場所なのでネジザウルスは使えません。
そこから3ヶ月、悪戦苦闘してた次第です。


まず購入したのがこの二つ。

 

 

 

インパクトドライバをお持ちなら、ネジとりインパクトのヘッドだけ買えばよいと思います。
これで1本ずつ外したものの、どちらも折れてしまいました。

そして次に導入したのがこれ。

 

 

安い電動インパクトドライバも購入しました。

コードレスで無くて良いのであればかなりお手ごろです。

が、穴が浅かったのか食いつくこと無く空回りする始末。




それでもダメだったのでこれを導入。

 

 

なんか段々原始的になってきました(笑)。

緩める方向に叩いていったり、平タガネで再度溝を作ったりします。

ポンチはできるだけ先が鋭角にとがってるものが良いと思います。

 


コツコツコツコツやってたんですが、ネジの頭がかなり変形してきたにも関わらず回る雰囲気ナシ orz


ヒートガンで熱したりラスペネ吹きまくったりして、ある程度タガネで溝を作ってから再度ネジ取りインパクトとネジ外しビットを購入し、なんとか取れました。
どちらも折れながらもなんとか回ってくれて、RPGなどでよくある「ここは俺が食い止める! だからお前らは先に行けっ!」とフラグを立てながら死んでいく脇役のようでした(合掌)。

ちなみにネジ外しビットが折れた場合、残ってしまったビットを削るのはドリルでは歯が立ちませんでした。
そんな時に役立ったのが、ダイソーの800円リューターとダイヤモンドビット。
邪魔な部分だけでも削り落とせますので、大層助かりました。





さ、これでクラッチカバー外れるかな.....