パリから直線距離にして

 

約50㎞の南東に位置する

 

Blandy-les-Tours

 

(ブランディ・レ・トゥール)。

 

 

春に、この町を訪れた際に、

 

電車やバスの車窓から

 

 

広大な敷地一面を黄色に、

 

染め尽くす菜の花畑を目にして、

 

心が躍りました。

 

矢印 見ているだけでウキウキする黄色の絨毯

 

本日はその続編。

 

町のシンボルにもなっている

 

ブランディ・レ・トゥール城

 

のレポートです。

 

 

13世紀に領主の館として、

 

建てられたのがこの城の

 

始まりでした。

 

14世紀には塔と城壁が築かれ、

 

城のまわりを堀でめぐらせ、

 

跳ね橋を架けた城塞となりました。

 

しかし、所有者が変わるたびに、

 

荒廃し、1764年にルイ15世の

 

財務大臣ショアズールが

 

所有者となった時には廃墟でした。

 

1883年には市長が寄付金を募って、

 

城を買い取り、歴史遺産としました。

 

1992年から大規模な修復工事が

 

行われ、わずか10年前の

 

2007年から一般公開されたという、

 

パリ近郊にありながら、日本人には

 

まだ、あまり知られていないお城です。

 

 

塔は主塔 矢印 をはじめ、全部で6基。

 

 

城壁の上を歩いて、見学します。

 

 

とんがり屋根の内部の

 

構造も興味深いです。

 

 

 

主塔から見た監視塔。

 

 

町も360度、ぐるりと見渡せます。

 

 

 

バス停も中世のお城に、

 

マッチして、イイ感じ。

 

 

後方には菜の花畑が見えます。

 

 

こちらは下にいる攻撃者に、

 

向かって、熱湯や高温の油、

 

石などを落とす「出し狭間

 

(だしはざま)」と呼ばれる開口部。

 

日本のお城にも「石落とし」という

 

同様の設備がありますね。

 

 

3基の塔は左から、

 

正方形塔、北塔、司法塔。

 

 

資料塔

 

 

資料塔の内部

 

 

暖炉の内部

 

 

 

 

左から、資料塔、主塔、監視塔。

 

さきほどの町の風景は

 

主塔上部の展望台から

 

望んだものです。

 

www.chateau-blandy.fr

 

空撮ですと、こ~んな感じ!

 

素敵な町でしょう?

 

次回はお城を中心に、

 

整備された緑豊かな

 

町の様子をお伝えします。

 

ブランディ・レ・トゥールを散策 へ続きます。

 

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◆ Château de Blandy-les-Tours

Website http://www.chateau-blandy.fr/le-chateau