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2017/03/26 (日) 10:30～12:30
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今日は、今まで取り挙げた事のないニュースです。
日本学術会議が開いたフォーラムで、、軍事研究について議論されたそうです。そこに参加した２００人以上の参加者のうち、大多数が「反対」
つまり、日本で軍事について研究することに反対ばかりだそうです。
一方、防衛相は軍事研究のための資金提供をする制度を２００５年に創設し、軍事研究を進めたいそうです。
さてさて、軍事研究についてですが、皆さんどうお考えでしょうか？
日本の場合、特徴的に分類出来るので、今日はいつも通りザックリ解説をしていきましょう。
まず、みんな戦争はイヤなのは大前提ですが、そこから主に２派に分かれます。
一つ目は、戦争がイヤだからこそ、軍事の話題には一切触れないという考え。
もう一つは、戦争がイヤだからこそ、軍事の研究をした方が良いという考え。
さて、皆さんどちらの方が説得力があると思いますか？
青色で書いた方、軍事の話題に触れてはならないという考えにおいては、武器や弾薬、過去の戦争についても触れないようにします。
現在の自衛隊についても存在を認めないし、日本にいる米軍の存在も認めません。
軍事の話題に触れることが、そのまま日本が戦争を起こす事、戦争に巻き込まれることだと直結して考える傾向があります。
一方、軍事研究を行うべきだという方は、戦争を見て見ぬ振りをするわけでなく、現実的に見ます。他国の軍事力について研究を進め、その結果によって日本も軍事力を必要なだけ持とうとする人が多いです。
僕の立場は、どちらかというと後者の方が近いです。
受験において、計算ミスがイヤで、計算ミスを減らしたかったら、ミスが起こった原因を直視して分析します。
それと同じで、戦争を避けたかったら、戦争が起こってしまった原因を考えるべきだと思うんですよね。だから、戦争を起こさないために、戦争を研究するっていう論理が通じる。
自然な発想です。
「計算ミスを防ぎたいから、計算ミスから一切目を背け」 ても防げないでしょう。それで防げるような甘いものではありません。
日本は、戦争に負けたあと、アメリカに軍事を研究するのを禁止されたそうです。
なぜなら、軍事を研究すると強くなってしまうからです。
アメリカにとって、日本は強すぎると不都合。適度に弱く、適度に強くない方が都合が良いのです。だから、軍事の研究を奪った。
その名残が今も残っています。
と、このように今のニュースと歴史ってつながるんですよね。
今のニュースだけ見るのではなくて、歴史と繋げてみると、今の世の中が見えてきます。
今後も折り合いを見て、歴史に触れていきますので、どうぞお楽しみに。
【〆の一言】
受験戦略家なので、こういう軍事の話題はもっと触れたいのです。
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