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今日は、教育系のニュースが賑わっていますので、触れておきましょう。

まずは一つ目。

読書時間ゼロ、大学生の５割に 増えたのはスマホの時間

大学生の読書時間が減っているという話題です。

読書を全くしない大学生が半分！！

そして、スマホの時間が増えている！！

これには、色々触れなければならない気がします。

まず、スマホに関してですが、大学生くらいの年代ではスマホがない方が珍しいですし、コミュニケーションを取る手段がＳＮＳ中心なんですから、そりゃそうでしょう。

別に大学生の年代ではないですが、僕だってスマートフォンを使う時間はかなり多いです。別に遊びの時間ばかりが多いわけではなくて、仕事の時間も相当あります。あるはずです。あるに違いない。。。

スマートフォンは時代の最先端を行っていますが、ご年配の方や、スマートフォンに追いつけなくなった世代の方は、スマートフォン批判をしたくなるでしょう。

スマホばっかり使ってるとバカになるとか、スマホでは心のコミュニケーションは取れないとか。

でも、そんなこと言ってる人が、ガラケーを使ってたりしてると、すみませんがちょっと笑えます。

だって、１０年前だったらガラケーが最先端で、ガラケーが非難の対象だったわけですから。携帯ばっかり使ってるとダメだ、なんて言われてた時代が、ほんの少し前にあります。

メールやＳＮＳはダメだ。手紙の方が良い！

って言ってる方もいらっしゃるでしょうが、手紙が流行り始めた時代には、

「手紙なんてダメだ。直接会話しなければ」っていう批判が必ずあったはずです。

それと同じで、必ずしもスマホばかりになるのを、批判するつもりはないですが、読書よりもスマホの時間が多くなるのは、心配ではあります。

今、ネットで何でも検索できる時代、だなんて言われますが、これはウソですからね。

僕も昔はネットで何でも調べられると思ってましたが、本当に大事な情報や、本当に役に立つ情報はネットには転がってません。

少なくとも、僕にはそう思えます。

だからネットでちょっと調べてモノを知ったような気になってしまうのは、非常に注意したいところです。

もちろん、書籍になっていれば全て信用して良いわけではありませんが、書籍の方が平均レベルは高いと思います。

ということで、時間もお金もかかりますが、読書は大事にしてほしいですね。読書万能という事ではなく、現代では読書が最善です。

そして次の話題。

中3英語力、バランス課題＝「書く」以外目標届かず―文科省調査

中３の英語力が低下しているという話題です。

英語には４つの力があると言われています。

書く、読む、聞く、話すの４つです。

このうち、書く力だけが水準である５割を突破していて、他の力は水準の２～３割にとどまったとの事。ようするに、大失敗。

日本の英語教育は、かねてから問題視されていますが、やはり課題ばかりですね。

だって、日本の英語教育って、英語をシステマティックに教えようという気があまりないように思えます。

英単語だって、一つ一つバラバラに教えさせますから、わざわざ苦労して覚えさせようとしているかと思っちゃうし。

高校生の科目にも英語Ｒ、つまりＲｅａｄｉｎｇの授業が組み込まれましたが、どこまで読解方法を教えるメソッドが確立しているのか。

僕の生徒で、学校の英語Ｒの授業のお蔭で、読解力が付いたと言っている生徒は、残念ながら見た事がありません。

学校教育で、リスニングやスピーキングをやる事に関しては、あまり積極的に思ってないのですが、書くのは良いとして、読むのが出来ないのは致命的ですね。

論文が読めなきゃ、どうするんでしょう。

という事で、既存の英語教育も少しずつ見直して良い気がしますね。

なんなら、日本国民全員が、英語圏に留学義務を課すくらいの、大胆な提案をする議員はいないのでしょうか？（良いか悪いかは別ですが）

【〆の一言】

ちなみに英検３級を調べてみたら、記述問題が一つもなかったんですが・・・

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