こちら佐世保コーチングオーガナイゼーションB面です(A面はコチラ)。
最近なぜか良く考える事に、お笑い芸人とプロレスラー(特に悪役)についてのことがあります。
結論からいうと、おバカのフリは天才しか出来ない、ということ。
例えばお笑い芸人。
これはもう人を楽しませるというある意味でピエロになりきらなければならない稀有な職業です。
天然、と呼ばれる人たちもいますが、いくら無作為にやっているように見えてもそこはそれで飯を食っているプロ。ええ、天然のプロです。笑
(稀代の“プロ天然師”、ジミー大西氏)
そしてプロレスラー(特に悪役)。
良くプロレス界隈で言われていることは、「悪役は良い人じゃないと出来ない」とか「良い人じゃないと相手(ベビーフェイス)の善玉っぷりを引き出すことは出来ない」といったアンビバレンツな説(本当に悪い人が悪役をしたらただの程度の低い傷付けあいになるだけ笑)。
裏を返すと「ベビーフェイス(善玉)こそ、本当に腹黒い奴しかできない!」説です。笑
(明らかに良い人が“悪くなる”からこその醍醐味)
もちろん、お笑いもプロレスも楽しみ方は人それぞれ。
ですが、その裏に隠されている姿や真意を「あーでもない」「こーでもない」と推測しながら鑑賞するのも楽しみ方のひとつ。
また、永年そういった物の見方をしていると、頭がプロレス的になってしまうから不思議です。
“受け身を取れるようになってからがスタート”という変なストロングスタイル意識があるので、相手のストレートな攻撃も変化球もとにかくまず受けてしまうという。笑
バンプをとってからじゃないと、見てる人もつまんないよね?という無駄にショーマンシップな感覚が(誰も見てないのに)身に付いてしまっています。
なので、良く酒場等でそういったプロレス的言動に終始していると「打たれ強いよね」とか「もらい事故多いよね」といった趣旨のリアクションが返ってくることが多いのですが(笑)、打たれ強いというワケではなく(実際に攻撃されたら精神的にも痛いことは痛いので)、それにもまして見ている人を楽しませたいというのが勝ってしまうのかもしれません。
う~ん…
我ながら難儀なことだなと思います。笑
…相手の良さを引き出してカタチにする、それがコーチング。