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怒りや憎しみを、報復に使うことがムダ。

 

怒りや憎しみを、復讐に使いたくない人は読んで下さい。

 

人生生きていれば嫌な人と必ず出会います。
気が合う人と同じだけか、それ以上の確率で出会ってしまうでしょう。

 

 

それはお互いに思考回路がマッチしないからです。

 

 

最悪の場合『憎しみ』を生んで、
タチの悪い『報復ショー』が始まります。


憎しみを買うとろくなことがない。

 

小学生のころはドッジボールが流行っていました。
当事は運動神経もそこそこ良い方でしたので、
私もそれなりに活躍できていたと記憶しています。

 

 

ある日の昼休み。
1組と3組で対戦することになりました。

 

 

1組のエースはY君。
体育測定のハンドボール投げで
学年1位をマークするアスリートです。

 

 

 

もちろんドッジボールでもドヤ顔で大活躍です。

 

 

その日のドッジボールでたまたま私がY君を
やっつけると、Y君が『復讐の鬼』と化します。
(こういう子って顔色で直ぐ分かるんです(^-^;)

 

 

 

第2戦。
ひらひらとボールを交わし続けていると、
センターライン際でY君にボールが渡ります。

 

 

こんな状況です。マズイ。

 

 

 

Y君の目がこう言っていました。
『復讐するは我にあり。』

 

 

間に合わず受け止めきれなかった私は、
Y君の『ゼロ距離リベンジ・ボール』を
まともにくらい、突き指を患います。

 

 

 

その後遺症は今の私の指にも残っています。
↓↓↓

 

右指。若干曲がってます。

 

 

左指。まっすぐ。

 

 

 

小学生ながら、
『憎しみを買ってはろくなことがない。』
と、学んだ過去のお話でした。

下手するとタダごとではなくなる。

 

Y君の怒りを買った昔の私。
運悪く一生治らない小傷をもらいました。

 

 

ちなみにこういう話ってPTAに挙がる
かもしれませんけど、おバカだった私はそのまま
何も言わず泣き寝入りしたんですね(^-^;
Y君もスッキリしたことだろうと思います。

 

 

子供同士の正当なスポーツ勝負。
こんな形で暗黙のもとこの話は過ぎて
忘れられたと思います。

 

 

ただちょっと待て、と。

 

 

私はたまたま泣き寝入りしてこの話は終わったことに
なっていますが、もし私でなくて将来ギタリストを
目指していた少年がこの傷を負っていたとすれば
どうでしょうか?

 

 

世界にはスゴ腕のミュージシャンが数多くいます。
世界には自分の指1本に億単位の保険をかけている
ベーシストもいるくらいです。

 

 

Y君がギタリストを目指していた少年の未来を
摘んでしまったとしたら、ただ事ではないはず。

 

 

ギタリストを目指していた少年は、
復讐の炎を心に灯すわけです。

 

 

そして、親同士の裁判にも発展するかもしれませんよ。

 

 

そうです。

 

 

憎しみは憎しみを生むんですね。
つまり、『目には目を。』という報復心は
生産性がとても低い心理だと言えます。

 

 

下手するとタダごとではなくなる事態に
発展してしまうかもしれないです。

怒りを友愛に変換しよう。

 

私の話に限ったことではなく、
世の中にはぶつけようのない無念や怒りを
今も心に抱いたまま生きている人は少なくないはずです。

 

 

最悪の場合、いつか報復するその日のために、
今もそのネガティブパワーを充電中かもしれません。

 

 

負けず嫌いは良い事です。
…が、憎しみや癒えない傷を増やしてはいけません。

 

 

人生やビジネスはゲームとは言えますが、
逆に言うと生身の人間のたった一度の生命です。
『憎しみには憎しみをもって』というスタンスは
先述どおりとても非生産的です。

 

 

あの時、あんなこと言われた!
訴えて良いですよね?

 

さっきあの人に殴られた!
殴り返して良いですよね?

 

 

気持ちは解ります(^-^;
解るんですけど…!

 

 

空しくないですか?
哀しくないですか?

 

 

私自身も他人事ではないので
ここまでくどくど書き綴っているのですが、
怒りのパワーは使いようだと思うのです。

 

 

ひねくれた人はこう言います。
『傷を負った者同士の傷の舐め合い』と。
でも、そうじゃないんですよね。

 

 

もちろん馴れ合いだけの関係では長くは
続きませんし、そんなことは今までの人生を
ふり返れば嫌でも理解できますよね。

 

 

それでもカンタンに人を傷つける言葉を生み、使い、使わせる。
この負のサイクルから生まれる『憎しみ』に身を投じ続ける人生は、
まさに不自由です。

 

 

いざと言う時に手を差し伸べることができるか。
差し伸べて貰った手をガッチリ自分自身の力で
つかむことができるか。

 

 

そして、それを当然と思わず
感謝して返すことができるかどうか。

 

 

友愛とはそういうものだと思っています。

 

 

 

追記

人もお金も離れていく負けず嫌いではいけない。

 

 

 

報復主義で生きていく人はいます。

 

 

私も短い人生のうち、
『この人の怒りだけは、買うまい。』
そう心中警鈴を鳴らしたような人と何人か出会ってきました。

 

 

そういう人たちって徹底して上から目線ですし、
辞書の中には『負け』の二文字は無いようです。

 

 

そして憎しみを抱くと復讐の鬼と化して、
等価かそれ以上のサディズムをもって報復攻撃を
他人へ与えます。

 

 

それは本記事のY君のお話を読み直していただければ
解ることだと思います。

 

 

たしかに負けず嫌いは良い事です。

 

 

しかし、『人もお金も離れていってしまう』
種類の負けず嫌いでは、自由で幸せな人生を
歩むことはできませんね。

 

 

うっかり抱いてしまった怒りや憎しみは、
友愛をもって鎮める。

 

 

話を聞いてくれる誰かに聞いてもらうだけで良いんです。
その誰かは『たった一人』でも、
『ネット上の見知らぬ誰か』でも良いんです。

 

 

これも人間関係を円満にしていく、そして
自分自身を守るテクニックの一つですね(*^-^*)

 

 

 

 

 

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