きままな雑記帳

その昔、まだ付き合い始めて間もない頃のこと。

この日、彼女と恵比寿ガーデンプレイスでデートを予定していた私。彼女はお仕事帰りだし、私はこの日はお休み。しかも夕方17時に待ち合わせなので超余裕と余裕ぶっこいてました（笑）



ところが、当日の早朝に私の家族から連絡が入りました。

家族：「今日、親戚の家に法事に行くから。」
私：「えっ、今日予定が入ってるんだけど・・・」
家族：「いや、たぶん昼には終わるから」
私：（それなら間に合うか）「わかった」

さて、場所は千葉県八千代市。
私の当時の自宅は神奈川県相模原市。
そして17時に東京都渋谷区恵比寿にて待ち合わせ。

急きょ準備をいたしまして、2時間以上かけてやってまいりました八千代市。うーん遠かった・・・



さて、親戚の皆さまとは久方ぶりに顔合わせなので、法事を済ませた後は歓談交じりにお食事に。

どんどんと過ぎていく時間。

刻一刻と迫る待ち合わせ時間。

そして縮まらない恵比寿までの距離。

さすがに15時半を過ぎた辺りで「ちょいと予定があるのでそろそろお暇（いとま）させていただきます・・・」と伝えると、ここで親戚の比較的年齢の近いあんちゃんが「おう、なら送っていくぜ」と声をかけてくれました。
せっかくだし、じゃ駅まで・・・と思って乗っていたら「どこまで行くんだ？」との質問。
17時に恵比寿で待ち合わせなんだよね・・・と伝えると、「そりゃ電車じゃ間に合わないな。よし、このまま恵比寿まで行ってやる」と心強いお言葉が
ありがとう、親戚のあんちゃん。お言葉に甘えさせていただきます



ところが、ここでアクシデント発生。
順調に東京までやって来て、なんとレインボーブリッジで渋滞につかまってしまいました

踊る大捜査線レインボーブリッジ封鎖できませーん！


当時、ケータイもろくに持っていない時代。
そして時間は無常にも16：50を告げてました。

明らかに焦っている私にあんちゃんが言った一言。

大丈夫、ヒーローは遅れてやって来るから(^^)v


そっか、なら平気か・・・、いやいや全然平気じゃない（笑）
運転席でものすごくどや顔して私に微笑んでますけど、全然フォローになってないから

結局17時30分にようやく恵比寿ガーデンプレイスに到着。



果たして待っていてくれてるのか？

なぜか遠くで車を停車してその様子をうかがってる親戚のあんちゃん・・・。

必死になって探すと、待っていてくれてました
事情を説明してお詫びをすると、「事情が事情だから仕方ない」とご納得。

この様子を確認してあんちゃんは再び八千代市へと車を走らせていきました。

ありがとう、あんちゃん・・・。

しかし、ヒーローでもない私は単なる遅刻。
この日のディナーは私が全てご馳走したのは言うまでもありませんでした（笑）