2018年2月24日(土)
『Coral fishes(珊瑚礁魚類)』( 青柳兵司著)の続き。
その前に表紙はこんな感じ。
まだ序文の紹介の途中である。
・徴兵が決まり、未完成だった第二部の執筆に5ヶ月間夜を徹したこと
・第一部を家人に残し、出版の段取りを託したこと
・第二部の作成資料は知人にあずけること などが書かれている中、
次の一文が心に深く刺さる。
Once called out in war time,
we Japanese expect to die on the field of battle,
and we scorn the fond hope of safe return.
どんな気持ちで英文にしたんだろうなあ・・・
国民の期待や願いのもとに
他国との戦い(闘い)の場にたち
命懸けで挑む
それは五輪も戦争も似たようなものなのかもしれない。
でも、
かたや脚光を浴び、メダルや賞賛を手に入れ
かたや状況も知られぬまま骸となり、散っていく
それは天と地の差なのかもしれない。
幸いなことに青柳さんは無事帰還されるのだけどね。
青柳さんについては、
『浜ちゃんの海』というHPの「昔話(偉人篇)」にある程度書かれている。
気になる人はそちらを開いてみるといいかもしれない。
なお、この書籍の図版の素晴らしさは筆舌に尽くしがたいのだ。
次回その一部を紹介できればと思ってる。
あ~、序文を辞書を引き引き訳してみるだけですっごい疲れた~。
分不相応な力不足なことじゃった~。
『Coral fishes(珊瑚礁魚類)』( 青柳兵司著)の続き。
その前に表紙はこんな感じ。
まだ序文の紹介の途中である。
・徴兵が決まり、未完成だった第二部の執筆に5ヶ月間夜を徹したこと
・第一部を家人に残し、出版の段取りを託したこと
・第二部の作成資料は知人にあずけること などが書かれている中、
次の一文が心に深く刺さる。
Once called out in war time,
we Japanese expect to die on the field of battle,
and we scorn the fond hope of safe return.
どんな気持ちで英文にしたんだろうなあ・・・
国民の期待や願いのもとに
他国との戦い(闘い)の場にたち
命懸けで挑む
それは五輪も戦争も似たようなものなのかもしれない。
でも、
かたや脚光を浴び、メダルや賞賛を手に入れ
かたや状況も知られぬまま骸となり、散っていく
それは天と地の差なのかもしれない。
幸いなことに青柳さんは無事帰還されるのだけどね。
青柳さんについては、
『浜ちゃんの海』というHPの「昔話(偉人篇)」にある程度書かれている。
気になる人はそちらを開いてみるといいかもしれない。
なお、この書籍の図版の素晴らしさは筆舌に尽くしがたいのだ。
次回その一部を紹介できればと思ってる。
あ~、序文を辞書を引き引き訳してみるだけですっごい疲れた~。
分不相応な力不足なことじゃった~。
人間の生き様は、その時代や環境という要因で、大きく異なります。置かれた環境で如何に生きるかが大切なのですね。そして、少しでも世の中に良い影響を与えられれば、意義があるのだと思います。
そして、私魚人さんが、一般的には知られていない学術書をこう言った切り口で紹介されるのも大きな意義があることなのでしょう。
将来に対し多様な不安を抱える現代社会ですが、歴史的に見れば緊張感の無い弛んだ時代なのでしょうね。
たまには真面目にそんな書籍紹介もいいかな、と。
Blue Wing Oliveさんのおっしゃる通り、歴史に埋もれた数々の書籍の中に、
例え、その内容が現代にはすでに古臭いものになっていたとしても、
伝えていきたいものがあると思います。
素敵なコメント、ありがとうございました。