新年の京都の挨拶代わりに雪景色と思っていたが、
そんなに甘くなかった(笑)

南禅寺、法然院、妙満寺には僅かだが雪があったものの…
結局は4日は上賀茂神社、下鴨神社の初詣風景で終えた。
しかしアップするには気乗りがせず今になってしまった。

元旦は実家の尼崎でカニスキとてっちりをご馳走になり、
一年ぶりにビールを思い存分に頂いた。
年末年始は尼崎が生んだヒーロー・ダウンタウンが、
テレビメディアを占拠し、
尼崎の多くの家庭が無条件に放映し続けているようだった。
ダウンタウンが尼崎を全国的に広めたことは確かだが、
それ以上にガラの悪い町として印象付けてしまった(笑)
これは確かに間違っていない?とは言うもののガラの悪さは、
大阪の泉州岸和田、西成、生野、河内など、どこも似たり寄ったり。
ただ言えるのは尼崎は市外局番は大阪と同じ「06」にもかかわらず、
実は兵庫県に属し、隣が西宮市、その隣が芦屋市、
この悲劇の構図がおそらくガラの悪さを引き立させているのだろう。
しかし子供の頃は印象は公害の町としての印象が強く、
目の前の工場や汚染される河川、地盤沈下で沈んだ海岸線。
煙突から吐き出される煤煙、排気ガス、現在の中国の汚染都市にそっくりだ。
2日目の朝は早く目が覚め、散歩のつもりで家を出たが、
神社より海岸線の工場地帯が気になり約55年ぶりに足を踏み入れた。


もちろん工場は休業しているので、
広大な敷地には門番のガードマン以外は人影が無い。
公園みたいな高台があったので上がってみる事に…











場所柄普段でも利用されていないみたいで、
写真では詳しくお見せできないが、
実際は荒れ放題で殺伐とした印象だった!











小学生の時、
学校の社会見学で海岸線に連れてこられたことがある。
そして担任の先生は海岸彼方に沈んだ工場の3本の煙突を指して、
角度によって2本に見えると、まるで観光名所のように説明していた。
本来これは地盤沈下で沈んだ工場の悲劇なのに、
高度成長期真っ只中の尼崎としては美談として処理したかったのか?
その3本の煙突を確認したかったのだが、
昔見た海岸線より複雑に大きく変貌を遂げていた。
いずれにせよそんな負の遺跡など残す訳もないが…

 

 

 

 

 






経済の指標としている日本とアメリカの株価は上昇して始まり、
又、大企業の賃金のベースアップを高らかに報じ、
いかにも健全な社会生活が広く行き渡るような報道。
これらは大企業の守られた環境内の事であり、
やはり多くの生活者は恩恵を受けることはないだろう。

 

 

 

 

 

 

 




ビットコインの宣伝は凄まじい。
身近な存在感の出川哲朗を広告塔に使っているが、
続いては意外なタレントを仕組むようだ。

 

 

 

 

 

 

 





株式、相場、為替には全く興味が無いが、
この手に素人がのめりこむ時に大体終焉を迎える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



個人的には自己責任で博打みたいな金融に手を出すので、
他人がとやかく言ってもしょうがないのだが、
只、年金機構の投資信託の運用資産は約132兆と世界第2位を誇る。
因みに一位はアメリカ合衆国の社会保障年金信託基金。
このことから世界最大の機関投資家と呼ばれているらしい。
その上日本では日銀が55社で筆頭株主となっており、
驚くことに日本の株式市場は公的機関の資産で支えているのが現状。
問題なのは日本年金機構とアメリカの社会保障年金信託基金は、
もし暴落した時に簡単には手を引くことは出来ないので、
役割的には一番最後の傍観者になり、ババを掴むことになる。
それはアメリカと日本の多くの国民が結果的に泣くしかない?
時の政権は簡単に国民を裏切る。

 

 

 

 

 

 




 

阪神工業地帯はやはり三大財閥、
三井、三菱、住友関係の工場が多いみたいだ。









新年早々暗い話をして申し訳ない。
それでは4日の京都にワープして上賀茂神社。


一ノ鳥居を潜って暫くすると馬場殿。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日京都在住書道家・高岡亜衣さんによる
新春書道奉納が行われたらしい。

これは恒例みたいだ!

 

 

 

 

 

 

 





おみくじの奉納は神馬と戌。
やはり戌の方が人気(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 




平安遷都以前、まだ拝殿のない時には、
ここに二本の御柱が立てられていたらしい。
立砂はその根元を固めるための盛土の名残りともいう。

 

 

 

 

 

 

 

 




 


中門前の巨大矢は昨年と同じ?

国宝の本殿、権殿を拝見して…


中根金作により作庭され渉渓園を通って、
次の下鴨神社に向かうことに…












下鴨神社の南口鳥居に到着したのは一時過ぎだが、
ずう~と外を歩いていたので身体が冷え切っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 





運よく焚火に遭遇!
暫く身体を温めることに(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




この日は外人が少し多かった。
おそらく伝統行事の「蹴鞠初め」が目的なんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 





戌の大絵馬は横綱の土佐犬?
この数ヶ月の相撲界のごたごたを意識したのか「心技体」
「不如一忍 ならぬ堪忍するが堪忍」
作家の塩谷栄一さんによると、
「怒りにまけて動いても大概ろくなことにならない
忍耐こそ大事である我慢すればすむことです。
-忍ぶことが大切なんだ-」との事。


蹴鞠の会場はすでに大勢の人が…
ともかく2018年がゆっくり始動し出した。
小生も新たなものに挑戦しようと思っている。

 

 


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