今日から本当の意味での春が到来しそうだ。
二日前の関東方面の雪は目を疑う様な光景だった。
特に箱根に春を求めてやってきた観光客には、
とんでもない贈り物をしてしまった。
さて目を京都に移すと、
雪こそ降らなかったが、やはり天気には恵まれなかった。
今日も午前中近くの郵便局に用事で出かけたが、
天気は良さそうだが北風が強く撮影には恵まれていない。
と云うことで今回も前回と同じ京都御苑のエリア、
三日前の「出水の小川」前の糸桜などを…
下立売御門を潜り暫く歩くと、
大楠の隙間からほんのりとした薄桃色が浮かび上がる。
こちらも近衛邸跡と同じように、
観覧者は昨年に比べて驚くほど少なく、
ストレスなく撮影が出来た（喜）
満開のように見えるが、
実際間近で見ると蕾が多く、
こちらも今週末が見頃になりそうだ。
相当覚悟してお越しくださいと、
糸桜が囁いておりました(笑)
垣ひくし小椽の昼のうたたねの和魂さそへ八重いと桜 與謝野晶子
出水の糸桜は近衛池前の糸桜より少し蕾が大きい？
小さな蕾と大きな蕾が混在している。
これもある意味しだれ桜の醍醐味か？
糸桜に現を抜かすのもほどほどに出水を去る。
この時期まだまだ見頃の紅梅にも遭遇する。
下立売御門を出て、
レンガ造りの聖アグネス教会の先に目を移すと、
有栖川宮旧邸の塀からも枝垂れ桜が顔を覗かせていた。
もうすぐこの通りにも薄桃色のシャワーが降り注ぐのでは…
