新学期2週目に大事な学級指導 | 中学理科教師のつぶやき

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中学校理科教師として25年。ひとつの意見として、ここに私の日々考えたことを記録していきます。同業の方、現役生徒、現役親御さんとのネットでの交流もできるといいですね。

新学期がスタートして
2週間目。
 
今週は、家庭訪問や部活動見学
応援歌練習などがあって
ばたばたな毎日が続きますけど
 
学級経営的には
手の抜けない1週間となりますね。
 
生徒もばたばたなら
教師もばたばたですから
指導の隙を突いて
勝手なルールや上下関係が
自然発生するのがこの2週目。
 
意図的に学級のルールやムードを
つくりたかったら
この忙しい中でも
集団に手を入れなくちゃいけません。
 
掃除、給食などの当番活動
配布物係などの係活動は始まっていますので
何らかの課題や不具合が発生していることでしょう。
 
小さな課題や不具合こそが
最初の取り組みに最適なテーマなんですね。
 
今は忙しいから良いかとか
後からゆっくり取り組もう
なーんて 考えちゃいけません。
 
今しかありませんよ。今しか。
 
例えば、学習係は何か動き始めていますか?
広報係は、何かやっていますか?
授業や業間のクラスの雰囲気はどうでしょう?
 
全く問題が見当たらないなら
合唱の活動をスタートさせるとか
学級新聞の発行をさせるとか
忘れ物点検を始めさせるとか
 
先生がトップダウンで提案するんじゃないんです。
班長を集めて班長会議で現状分析
必要なこと、できることを見つけさせて
取り組みをスタートさせます。
 
学級になれて気ままな個性を発揮する前に
取り組みを仕掛けることで
集団と個人の良い面を出させることが
簡単にできます。
 
みんな緊張していますからね。
 
まあ、後は担任さんの
生徒観察、現状分析
班長とのコミュニケーション
アイデアとセンス次第です。
 
磨け磨け。