私は私~野田俊作『アドラー心理学を語る1 性格は変えられる』から | 中学理科教師のつぶやき

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中学校理科教師として25年。ひとつの意見として、ここに私の日々考えたことを記録していきます。同業の方、現役生徒、現役親御さんとのネットでの交流もできるといいですね。

お奨めされた

アドラー心理学の第一人者と言われる野田俊作先生の本。

『アドラー心理学を語る1 性格は変えられる』

ちょっと読んだだけで
私の心のスイッチを押してくれる
キーワードが出てくる出てくる。

面白いねこれ。

「本当は、アドラー派なんかではないんです。

 何派でも無いんです。私は私……。」

 

野田俊作先生はアドラーに心酔し
アドラーを日本に広める使命感を持って
アドラー心理学を日本に持ち込んだのかと思いきや。

「アドラーのセールスマンではないから……」

意外な
そして明確な立ち位置の表明

アドラー心理学にせよ
法則化運動にせよ
キリスト教にせよ

カリスマを仰ぎ
教義を絶対化すると
その本質的な意味は失われて
運動のための運動とかになって
その大切な部分が埋もれちゃうからね。

第一人者と呼ばれる方が
そのように一番最初に表明してくれると
かなり安心して学びには入れますな。

良いから俺についてこいと言われると
反感を持つ反面、安心する。
責任をなすりつけられるからね。

でも

それは私の本意では無いのだ。
あくまでも自分の納得
それが、本当の安心感なのよ。
たとえ、後でやらかしたと思ってもね。
反省はするけど
後悔はしたくないものね。

はい。読み進めまーす。