おはようございます、たらさひです。

たらさひといえば一戸建てに住んでいるワケですが、実は今日、これから家を建てようかと健闘している知人夫妻が遊びに来ます。

そのときに、うちの工夫した点と「やっぱりこうしておけば良かったな」って思った点を話しようかと思ってまして、取りあえず考えをまとめるのに記事を1本起こそうかと考えてまして、今日はそんな私信記事です(汗)

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土地と家は別に購入。
ハウスメーカーは事前に決めておき、条件にあう土地を不動産会社に探してもらっている状態で数ヶ月。
自分的に掘り出し物な土地が見つかったため、ハウスメーカーにも土地を見てもらい「この土地なら」とGoサインを出してもらったため、土地の購入を決定。

このとき、たしか11月ごろ。

ただし、ハウスメーカーの仕事が半年先まで埋まっているということで、取りあえず順番待ちをしている間に家を設計することになった。

設計は3ヶ月ぐらいかかったか?
毎週、ハウスメーカーに出向き検討した。

最初に、最低限これだけはと考えたのは、そのときに住んでいた鉄筋コンクリート造りの賃貸マンションよりは住み心地が良ければそれでよい。
あとはそのときの賃貸マンションの家賃と同程度かちょっと上の家賃でおさまることを希望。

要は最大費用はこの時点で決まっていたということ。
土地代のほかに、建物代はもちろんのこと、水道管を引いたりする付帯工事もあるし、銀行からお金を借りるときにも保証金とかも払わなければならない。
登記を移すのにもお金がかかる。
火災保険や地震保険も外構工事も全部含めて○○円まで、と決めたのが最初のこと。

次に気にしたのは、維持費用。
先輩方の話を聞いていると…

やれ、外壁は○年に1度は塗り替えが必要だ。
やれ、屋根材は○年に1度は張り替えるようだ。
やれ、畳は傷んだら張り替えるようだ。

これらの費用って、それまで住んでいた賃貸では、全部大家さんがやってくれていたことなんですよね。それをこれからは自分でやらなきゃならない。

でも、10年に1度、何十万円も払うような壁は嫌だった。
なので、樹脂サイディングの壁を導入。
なにか強風でぶつかってきたとかは例外だが、私が死ぬころまでは汚れてきたらジェット水流かなにかで流せば、それだけでOKとのこと。

なるほど、築5年になるが、汚れはすれどまったく痛まない。
汚れは去年、ホースで水をかけながらデッキブラシでこすったらキレイになった。

次に屋根材。
瓦は…私は茨城県の真ん中付近に住んでいますが、震災のときに落ちまくっていて、あちこちの家でブルーシートをかぶっていた。
そんな「落ちる屋根材」は嫌だ。
すると、落ちない屋根材でメンテナンスもほとんどいらない屋根材があるとのことで、有無をいわさずそれを導入。
築5年になるが、色落ちなどものなく良好。

ここまでは外側の材料の話。
実際、家は「中」に住むのであって、外なんて「ただの見栄」と考えてあまり重要視しなかったが、知人からの評判はなぜかそこそこよろしい感じ。

次に、私は間違いなく、自転車を多用する暮らしになるハズだったので、屋根のある軒下的な場所を作ってもらい、自転車はそこに駐輪することにした。

次になかで「普通と違う」ことをした場所。
コンセプトは「住むのは1人、将来的に連れ子な女性と結婚したとしても3人。それなら部屋数はLDK+寝室+空き部屋」の2LDKでOK。
そして大切なのは、必ずネコと一緒に暮らすので、ネコに優しくもあり壁をひっかいてしまうなどのいたずらもされにくい部屋作り。

そこで壁紙は、ペットがひっかこうが傷がつかず、間違って汚してしまおうがゴシゴシ拭けば汚れが落ちる壁紙を選択。
この壁紙、質感がとても固いので、ネコに限らず、汚してしまってもキレイな雑巾でゴシゴシと磨けば傷もつかずにキレイに元どおりになるすぐれた壁。たしか標準仕様よりも倍ぐらいしたため、天井やトイレなどのネコが「やっちまうことの無い場所」は通常使用の壁紙にして費用を抑えることにしたが、職人さんが間違ったのかトイレ以外はすべてこの壁紙を使ってくれてラッキーだった。
この壁紙の弱点は、硬いために柔軟性がなく、地震があると吹き抜け付近などの一部で歪みが生じてしまうこと。これだけは残念だった。

次に床暖房。
うちは1Fの床に温水が流れる温水式床暖房にした。
この床暖房は優秀でまるで陽だまりにいるような自然な温かさを感じる。
1Fの床すべてに極弱設定のホットカーペットが敷き詰められているようなものだろうか?

床が温かいので、水場である1Fのトイレと洗面所の床は掃除がしやすいタイル張りにした。床暖房じゃないタイル張りの部屋に住んだことがあるが、真冬に素足でそこに乗るともはや罰ゲームのような寒さだった。でも、この家の場合は、夏場はタイルらしくヒヤッとするが、冬場は生暖かいタイルになるという空間。

そして、『前の記事で紹介したネコドア』の設置。
あと、玄関の脇の引き戸をあけると、家のなかなのに土足で入れる納戸を設置。
これはなかなか便利。

そしてなるべく収納家具を含む、家具類極力は置きたくなかったので、収納はいろいろ考えた。これは文章にするのが難しいので、ここでは割愛し現地説明とする。

そして、LDKに「ダイニングテーブル」を置きたくなかったので、キッチンはカウンター型にして前面にバーチェアを置くことでダイニングテーブルがない広々としたLDKとした。カウンターで食事をし、パソコンのキーボードを叩くので、当然、カウンター脇にはコンセントの差し込み口とTVのアンテナの出口も設定。
これでほぼ、家庭内のデスクワークはカウンターキッチンで行えることになった。

照明は1Fは基本、すべてダウンライト。
蛍光灯の光は物や人の影を消し去り快適な住環境を提供してくれるが、ダウンライトはほんのりと影ができる。ナイトゲームのサッカーで1人の選手に4つの影ができるようなあんな感じ。家ではサッカー場ほどの濃い影にはならないが、影があることでいろいろなものに立体感が出た。これはぜひやりたかった。

TV台も置きたくなかったので、壁に「30Kg」ぐらいなら乗っても大丈夫な棚を設置。
棚の上にはコンセントとTVアンテナの出口も当然設置。
壁掛けTVというのも考えたが、TVを買い替えるたびに付け直すことになるのを嫌い、この形にした。これによりTV台も不要。

次に、我が家にはプロジェクターがあるが、これもTVと同じ理由で天井備え付けにはしたくなかった。なので、天井から吊るし棚を作ってもらい、そこにプロジェクターを設置。これでプロジェクターを買い替えるごとに付け直す、という作業がいらなくなった。

我が家では5.1chのシアターシステムにしているが、最初から5.1chありきだったので、アンプ置き場にもいろいろ工夫をしたが、文章じゃ表現が難しいため現地説明するので割愛。

上記TV台と天井からの吊り棚、そして、5.1chようの後ろのスピーカーには、すべてアンプ置き場から壁内を伝って配線できるようにパイプを通してもらった。これで優先でしか繋げない機器もすべてアンプからつなげることができるようになった。

2Fは、子供なんていつかいなくなるので、大きい部屋をあげるのは反対派。
なので、将来できるかもしれない連れ子用の部屋は4.5畳の広さとややコンパクトにした。しかし収納は少し工夫した。これも活字は難しいので割愛。

そして、連れ子が2人とか最悪?の場合も想定して、30万円ぐらいかけてリホームすれば2LDK→3LDKに拡張できる仕掛けも作った。これも文章では説明が難しいので割愛。

「こうしておけば良かった」と思った事項は…

階段下に収納を作ってもらったが、その収納にもコンセントをつけておけば良かった。
いま流行りのスティック式の充電式クリーナーをしまいながら充電できた。

外壁は、傷まないものの、我が家の環境だけかもしれないが北側に「コケ」が生えやすいことが分かった。緑色になるがデッキブラシでこすれば落ちるので問題はないが、濃い色の壁にしておけば目立たなかったのに、と少々思う。

照明は、こことここをブランチにしておけば良かったと思った箇所が2箇所あった。

玄関からほど近いところにもうひとつ壁とドアを作って、そこを入れば家、という北海道ほどではないが玄関は2重式…いわゆる玄関ホールがある家にしておけば、冷暖房効率がもう少し上がっていたハズと残念に思う。

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よしよし、いろいろ思い出したしまとまったぞ。
これで、いろいろ参考になる話ができそうだ。

っていうか長文になったな。
このブログの最長記事じゃないかな?これ?

※この記事は『明日にも続きます』

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