イングリッシュローズのはなし【1幕】 | SAGIのひとりごと@エレガントプロモーション

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こんばんは
劇団エレガントの竹井麻由子です
本日もたくさんのご来場誠にありがとうございますm(_ _)m

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『福岡オトメ歌劇団』の楽曲の中で
いくつか竹井が作詞をさせていただいた曲があります。

せっかくなので歌詞に込めた思いとか
裏話?的なことを公開していこうかと。
よかったらお付き合いください☆

第二弾は⬇⬇

今回は2017年10月に上演した舞台『ひらめきベルと3つの事件』のテーマソング
イングリッシュローズ』の話です。
歌詞はタイトルをクリック☆

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今回の舞台のテーマは「探偵」
いつもは先に脚本やあらすじがわかってる状態で作詞を始めるのですが
今回は楽曲が先に届きました。

そしていつもは統括さんから歌詞のテーマをいただくのですが
「今回のテーマどうしようか…結構爽やかな曲だもんなぁ………まだやってないテーマは…恋愛?でも福岡オトメ歌劇団で恋愛ってどうなんだろう…?もしくはまた友情?う~ん………?」
となかなか決まらず………

というわけで、脚本を書いて下さっている田坂哲郎先生(非・売れ線系ビーナス)にもご相談・ご意見をいただきました。

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楽曲が来た段階で田坂先生とお話しさせていただいて
その時に決まっていたお芝居の設定は

・舞台は19世紀末~20世紀初頭のイギリスのとあるホテル
・20年前に起こったことが現在の事件に絡むようにしたい
・幼なじみとの別れと20年ぶりの再会
・幼なじみの恋愛をがっつり絡めた話にしようと思っている

こんな感じでした。
…………あれ?
もしかして、歌詞のテーマ、「恋愛」ありなんじゃない???

予期せぬ符合にテンションがあがりました笑

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統括さんと田坂先生に相談の結果
「友情ともとれるくらい爽やかな恋愛(初恋)」が歌詞のテーマになりました。

そしてここで田坂先生からこんなお話をいただきました。

「今回は先に作詞をしてもらって、その歌詞に合わせて物語を展開していこうと思います。」

…………Σ(゚□゚;)!!!
責任重大!!!

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さて、テーマが決まったところで次は調べ物の時間です。

イギリスってどんな国?
当時の時代背景は?
爽やかな恋愛とは?

そして見付けたキーワードが
タイトルにもなっている「イングリッシュローズ」なのでした。

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各国には「国花」というものが存在します。国民に愛され国を象徴する花のことです。
ちなみに日本の国花は「桜」です。
更に日本には「県花」もあり、福岡県の県花は「梅」なんだそうです。
ご興味ありましたら調べてみてくださいね☆

そしてイギリスにはいくつかの国花がありますが
そのうちのひとつが「バラ」なんだそうです。

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バラといえば、花言葉が物凄く豊富な花です。
品種、色、本数でも意味が変わります。
同じ色でも蕾だと意味が変わったりします。
更に花束など作るときの色の組み合わせや満開の花と蕾の組み合わせでも、意味が変わるのです。

例えば
イングリッシュローズの花言葉は「微笑み」
2本の蕾に満開の花という組み合わせの花言葉は「秘密」
白いバラの蕾の花言葉は「少女時代」

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更に調べていくと
イギリス美人のことを「イングリッシュローズ」と表現することが分かりました。
日本でいうところの「大和撫子」的な表現ですね。

そして更に調べていく中で発見したことがありました。
歌詞を見ていただくと1番と2番でその発見を仕掛けとして使っているのですが………

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長くなりましたので一旦幕内(休憩)を挟みたいと思います。

2幕は明日お届けしたいと思いますので、開幕まで今しばらくお待ちくださいm(_ _)m
ご来場誠にありがとうございました!

劇団エレガント 竹井麻由子