親父と息子の口喧嘩(特区諮問会議の民間議員が大反論、前川前次官に) | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

親父「国家戦略特区での獣医学部新設の決定に関わった諮問会議の民間議員らが26日夜、記者会見し、文部科学省の前川前事務次官が『行政がゆがめられた』などと述べたことについて極めて違和感があるとしたうえで、ゆがめられていた行政を国家戦略特区の枠組みで正したと反論したそうだ(NHK NEWS WEB 6月27日 4時17分)。

52年間も新設学部が認められなく、既存学部は8対2の割合で東日本に偏在し、四国4県には一学部も存在しなかったという異常な状況を招いたことが『正常な行政』の導いた結果だと前川氏は主張するのかね。」

 

親父「ところで、こんな証言もあるぞ。

愛媛県今治市への加計学園の獣医学部誘致を進めた加戸守行・前愛媛県知事は、NNNの取材に応じ、四国では獣医師が不足していて、獣医学部の開設は悲願だったと語ったそうじゃないか(NNN 2017年6月7日 22:06)」

 

親父「加戸氏の『証言』を続けるぞ

 前愛媛県知事・加戸守行氏・・『私が知事時代に一番苦労したのが公務員獣医師の確保でしたから、獣医学部の新設で、感染症対策、それから動物由来の薬の開発、ライフサイエンス等々、果たすべき役割が非常に大きいと、夢が一石二鳥三鳥でかないそうなときにこんな騒ぎが起きているので怒り心頭です(同上)。』」

 

親父「5年前まで愛媛県知事を務めた加戸氏によると、大学誘致をめざしていた今治市には、12年前、加計学園から獣医学部開設の申し出があり、若者の増加で今治市の活性化にもつながるならと喜んで話を受けたとしているぞ(同上)。」

 

親父「また加戸氏は愛媛県知事を在任中、宮崎県で起きた口蹄疫の四国への上陸を食い止めようとする中で、四国の獣医師不足を痛感したと話したそうだ(同上)。

口蹄疫にしても鳥インフルにしても、いずれも西の方から流行してくる。

その西日本が獣医師不足とは唖然とするばかりだ。

加戸氏は、安倍首相と加計理事長が親しい関係にあることは大学誘致の際には知らなかったとした上で、知っていれば『友達なら早くやって下さい』と首相に直訴したかもしれないと述べているとのことだ(同上)。

これほど地元が求めているのに、文科省は農水省や獣医師会とつるんで、一体何をしていたんだ。」

 

 

息子 「何度か書いているが、単純に獣医師が増えたら自分の仕事が減るから、獣医学部新設の邪魔をしてたのじゃないのかな?

 

それ以外の答えは無い。この一点張りでどういう論客が来ても、論破できる。色々な人がこう言ったとか、そういうことは話をややこしくしているだけだ。

 

この一点のみ。

 

獣医の人数が増えて競争になるのが嫌だから。 以上!

 

親父「もう少し続けるぞ。

因みに、この加戸という方は、元文部省官房長だ。

ところで、加戸氏は、自民党政権時代は『対応不可』とされてきた獣医学部設置について、鳩山由紀夫内閣時代の平成21年の提案で『速やかに検討』へと方針が転換されたことを指摘し、民主党政権があと2年続いていたら実現していた、と語ったそうだ(産経ニュ-ス2017.6.15 01:00更新)。

  また『民主党がうまくやりかけたものを、民進党がつぶしにかかっている。(安倍晋三政権は)粛々と胸を張って進めてもらいたい』と強調したそうだ(同上)。

直接の関係者のこんな証言を聞いたら、加計学園の件は何の問題もないことは明々白々だな。」