親父と息子の口喧嘩(米国務長官、ミサイルをICBMと認める) | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

親父「米国のティラーソン国務長官は4日夕(日本時間5日朝)、「北朝鮮の大陸間弾道弾(ICBM)発射を強く非難する」との声明を発表したそうだ(産経新聞7/5(水) 8:09配信)。

これで米政府として、北朝鮮が4日に発射したミサイルが、ICBMだったことを認めたことになるな。」

 

 

 

親父「北朝鮮は4日、弾道ミサイル1発を日本海に向かって発射し、『ICBMの発射実験に成功した』と発表した。ミサイルは新たに開発した『火星14型』で、高度は2802キロに達し、発射地点から933キロ離れた日本海に落下したとしていたな(NHK NEWS WEB 7月5日 8時52分)。

ところが、アメリカ太平洋軍は当初、初期段階の分析の結果として中距離弾道ミサイルだとしていた。」

 

 

息子 「結局ICBMと認めたのか。

 

本当にICBMかどうか、というのは実は問題でない。

アメリカが対応するのかしないのか、できるのかできないのか、それだ。

それによって、どちら(ICBMかどうか)と米側が後から判断するか、だったね。

 

つまり、トランプ政権が強い態度を取れるというなら、あれはICBMだったと言い、ちょっとまだ対応を取れないようであれば、あれはICBMではなかった、と判断したことにするだけだろう。

 

そして、前者が選ばれた。

今日、米韓合同でミサイル発射訓練を行ったそうだが、それだけで終わるようなら前者を選ばなかっただろうねぇ。

 

親父「今の段階では、軍事的な行動は考えられないな。

やるのであれば、韓国を引き込む必要があるが、文政権ではまず無理だろう。

演習には応じても、本番は尻込みするに違いない。

それに在韓米国民を引き上げさせる気配はまだない。

アメリカも口だけかもね。」

 

親父「ところで、ティラーソン米国務長官は4日(日本時間5日)、北朝鮮が外貨稼ぎのため外国に派遣している労働者を受け入れ、経済面や軍事面で同国に利益をもたらし、国連安保理決議を完全に履行していない国を『危険な体制を援助している』と批判したそうだ(産経新聞7/5(水) 8:09配信)。

中露が念頭にあるとみられるとのことだ。

制裁の抜け道は、こんなところにもあったんだな。

北朝鮮出稼ぎ労働者は、低賃金で勤勉に働くため、現地では重宝されているらしいな。」

 

親父「韓国も『ICBM級の新型』だと認めたな(産経ニュ-ス2017.7.5 11:48更新)。

普通の射角で発射していれば、アラスカには届くはずだから、そう認めてもあながち間違いではないな。」