親父と息子の口喧嘩(劉暁波氏死去 世界が追悼) | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

 

親父「心より哀悼の意を捧げます。」

 

親父「中国の民主活動家、劉暁波氏の死去を受け、国連機関や各国首脳らは中国政府の対応を批判したほか、各国メディアも劉氏の半生を振り返る記事をサイト上に相次いで掲載したそうだ(産経新聞7/14(金) 1:22配信)。

当然のことながら、中国対応への批判も続出している。

例えば、 ノルウェーのノーベル賞委員会のレイスアンデルセン委員長は『中国政府は、彼の早すぎる死に対して重い責任を負っている』と中国を批判する声明を発表したそうだ(同上)。

それにしても、中南海の連中のこのような人道的問題への配慮の欠如ぶりにはただただ唖然とするばかりだね。

 

自己の権力維持と金儲けだけが脳中を支配している面々に何を言っても蛙の面に何とかだろうけどね。」

 

親父「国連のゼイド人権高等弁務官は『深い悲しみを表する』とした上で『中国と世界の人権運動は、生涯を人権擁護と促進に捧げた英雄を失った』との声明を出したそうだな(産経ニュ-ス2017.7.14 00:51更新)。

ドイツのメルケル首相も劉氏の死去に『悲しんでいる』とした上で『人権と言論の自由のための勇敢な闘士だった』」とたたえたようだな。

安倍さんの言葉も聞きたいな。」

 

親父「アメリカのティラーソン国務長官は13日、声明を出し、『中国で平和的な民主化運動を進めたため、長期に渡る懲役を科され、そのさなかに亡くなったノーベル平和賞の受賞者、劉暁波氏の死を悼む人たちに私も加わる。劉氏は中国の発展、正義と自由の追求に、命をささげた』として、哀悼の意を表したそうだ(NHK NEWS WEB 7月14日 4時16分)。

劉暁波氏は、亡命の途を選ばず国内に留まり、真正面から中共当局と対決した。

真の英雄だな。」

 

親父「劉暁波氏が末期がんであることが明らかになって以降、中国当局は適切な治療を行っていることを強調し、姑息にも自らの正当化に終始しいたな。

また中国側の発表内容には、不信の目が向けられている。

劉氏は5月末の検査で異常が見つかり、6月7日に肝臓がんが全身に転移していると診断されたというが、劉氏の支援者からは『突然、末期がんなんておかしい。わざと治療を遅らせた』などの批判が相次いだそうだ(時事通信7/14(金) 7:03配信)。

そのとおり、誰が見ても『謀殺』に近い亡くなり方だな。」