親父と息子の口喧嘩(中国政府 劉暁波氏への評価や追悼の広がり警戒) | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

親父「13日に死去した作家の劉暁波氏について、中国政府は「中国の法律を侵し、有罪判決を受けた人物だ」と強調し、国内外で劉氏を評価したり、追悼したりする動きが広がることに警戒を強めているようだな(NHK NEWS EB 7月14日 12時21分)。」

 

親父「劉暁波氏の死去を受け、国外での治療を認めなかった中国政府に対し、欧州各国から批判が相次いだようだな(産経ニュ-ス2017.7.14 12:55更新)

EUのトゥスク大統領とユンケル欧州委員長は13日の共同声明で、EUが劉氏の解放などを求めてきたにもかかわらず、『中国は聞き入れなかった』と指摘し、中国当局に対し、劉氏の遺族に遺体の埋葬地を選ばせた上で、『移動と通信の制限を廃し、中国を去ることを認めるよう求める』としたそうだ。

同感だな。

中国当局はそのぐらいの度量を示すべきだ。」

 

 親父「英国のジョンソン外相は声明で、『劉氏は外国での治療を認められるべきだったのに、中国当局はそれを拒んだ。間違っている』と批判。中国当局に対し、妻の劉霞さんに対する制限措置をすべて解くよう要求したそうだ(同上)。

ドイツのガブリエル外相は『(劉氏の)がんはもっと早く診断されるべきではなかったのか。中国は速やかに回答する責任を負う』との声明を発表したそうだ。

フランスのルドリアン外相は、『長期間の拘束にもかかわらず、劉氏は勇気を持って人権と言論の自由の擁護をやめなかった』と評した上、中国当局には遺族に移動の自由を与えるよう要求。『人権は仏外交の優先事項』とし、今後も中国に対して問題を取り上げていく姿勢を示したそうだ。

ところで、我が外相はこの問題ではダンマリ戦術をお採りになられるのかな。」

 

親父「一方、中国当局の態度は相変わらず紋切り型だ。

劉氏が死去したことを受けて、中国外務省の耿爽報道官は14日、国営の新華社通信を通じてコメントを出し、『劉氏は中国の法律を侵し、有罪判決を受けた人物だ』と強調したようだな(前掲NHK NEWS WEB)。

また、海外から劉氏を評価し、追悼する声が相次いでいることについて、『劉暁波氏の扱いは、中国の内政問題であって、外国は不適切な発言をする立場にない』として、けん制したそうだ。」

 

親父「著名な反体制派である劉氏の死に関する議論を封じようとする措置で、『ろうそく』の絵文字や、英語の『安らかに眠れ』を略した『RIP』といったキーワードなども削除対象となっているそうだから(同上)、呆れ果てる。

習近平さんは何をそんなに恐れているんだ。」

 

親父「 ネット検索大手の百度で劉氏死去のニュースを検索しても、結果なしと表示されて検索できない。中国版ツイッターの「新浪微博」でも、劉氏の名前やイニシャルの「LXB」の使用はブロックされているそうだ(同上)。」

 

 

息子 「この件は、シナ共産党当局の予想よりも大きくなりそうだな。情報統制でなんとかして、抑えようとしているが、そうもいくまい。

 

国内ではこのニュースを流していないそうだ。これは民の怒りに火をつけるだろうね。

 

劉暁波の言葉が心にしみるな。

『言葉の力で闘う者を犯罪人とする。私がこうした弾圧の最後の犠牲者でありたい』

 

日本の人権スキの人たちは、シナの人権弾圧には何も言わない。平和スキの人たちは、北朝鮮のミサイルには何も言わない。

 

貴方たちは、ただ単純に共産党スキなだけだ。
そういう貴方たちのような人が、この劉さんのような人々を殺している。」