親父と息子の口喧嘩(中国公船、対馬と沖ノ島沖に一時領海侵入)  | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

親父「 第7管区海上保安本部(北九州)によると、中国海警局の船が15日午前と午後、長崎・対馬沖と福岡・沖ノ島沖の領海に一時侵入した。7管本部は、いずれの海域も中国公船の領海侵入を確認したのは初めてとしている(産経ニュ-ス2017.7.15 23:23更新)。」

 

 

息子 「またか、という感じだがね。

 

これが無害通航だったか、というのも重要だが、とにかく敵性国家の船が自国領に入ってくると言うこと自体に、我々は大騒ぎしなければいけないな。」

 

親父「7管によると、15日午前11時50分ごろ、「海警1304」が対馬の南西から東に向かって領海に入り、午後0時20分ごろに出たそうだ。また、同日午後3時50分ごろ、この船と「海警2506」の2隻が沖ノ島周辺で領海に入ったと確認された。2隻は午後5時すぎまでに領海から出たとのことだ(朝日新聞デジタル7/15(土) 23:45配信)。

こんな馬鹿げた挑発行為をする中国側の意図がぜひとも知りたいな。」

 

 

  親父「7管は、領海に入るのを確認した防衛省からの連絡を受けて巡視船を出動させ、無線で『領海内での無害でない通航は認められない』と呼びかけ、警戒監視を続けたそうだ(同上)。

領海にとどまらなかったことから、領海侵犯にはあたらないと説明しているそうだが、

やれやれ無害通航でよかったと胸なでおろしているのかね。

日本側は、外交ルートを通じて中国側に航行の意図などを確認する「関心表明」をしたそうだ。」

 

親父「ところで、この外交ルートというのは、過去の例から推察すれば、外務省の中国モンゴル・第一課長代理から在京の中国大使館の参事官に、それから、在中国大使館の参事官から中国外交部アジア司参事官兼日本処長に対して申し入れを行った程度のものらしいな。

ごくごく穏やかなものなんだろうね。」