親父と息子の口喧嘩(21日の皆既日食で、米国・太陽光発電ピンチ!) | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

親父「米国で21日に観測される見込みの皆既日食が電力供給の懸念材料になっているそうだ(産経ニュ-ス2017.8.20 08:00更新)。

月が太陽を完全に隠すことで、太陽光発電の出力が一時的に減少するためだ。普及が進むカリフォルニア州では出力が561万キロワット失われるとの試算もあるようだな。」

 

親父「米航空宇宙局(NASA)によると、皆既日食が始まるのは米西部時間の21日午前10時(日本時間22日午前2時)すぎだそうだ。

西部オレゴン州を皮切りに、見える場所が少しずつ南東方向に移動する。

約1時間半かけて計14州を通過し、南部サウスカロライナ州に達する。

米国の広い地域で観測できるのは1979年以来で、観測地域全体の住民は、米人口の約6割に相当する約2億人に上るというから凄いな(同上)。」

 

親父「各地の観測時間は最長2分40秒と短いが、部分日食も含めると太陽が遮られる時間は約4時間に及ぶ地域もあるそうだ(同上)。

米国の太陽光発電の出力は計4470万キロワット(3月末時点)と5年前から約9倍に増えており、電力供給に大きな影響を与える可能性があるそうだ。」

 

親父「米国の消費者や企業のあいだでは、太陽光エネルギーに対する支持は急速に高まっているらしいな。中国を筆頭とするアジア諸国で製造されている安価な太陽電池や太陽光パネルの恩恵もあって、2010年以降、発電コストは7割前後も低下し、より多くの国民や企業が太陽光発電を導入できるようになったのだそうだ(News Week 日本語版2017年7月31日(月)16時47分)。」