親父と息子の口喧嘩(南北の軍事境界線から北朝鮮の兵士が亡命) | 親父と息子の口喧嘩

親父と息子の口喧嘩

ある親父とある息子が、社会の色々な事柄について論じます。
こんなことを考えている親子もいるのかと、ぜひぜひ少し覗いてくださいな。

親父「13日午後、韓国と北朝鮮を隔てる軍事境界線にあるパンムンジョムで、北朝鮮の兵士1人が韓国側に亡命し、その際に北朝鮮側から銃撃を受けて負傷して韓国側の病院に搬送された。南北軍事境界線でも特に警備が厳重なパンムンジョムでの亡命は極めて異例だ(NHK NEWS WEB11月13日 18時57分)。」

 

親父「韓国軍の合同参謀本部は、13日、南北の軍事境界線にあるパンムンジョム(板門店)で、午後3時半すぎに北朝鮮の男性兵士1人が韓国側に亡命したと発表した。

兵士はパンムンジョムにある北朝鮮側の施設、『パンムンガク(板門閣)』の付近にある歩哨所から、軍事境界線を越えて韓国側に入り、その際に北朝鮮側から肩と肘などを銃撃されて負傷し、ヘリコプターで韓国側の病院に搬送されたということだ(同上)。」

 

親父「 韓国の合同参謀本部は13日午後3時31分ごろ、北朝鮮兵士1人が板門店の共同警備区域(JSA)の南側『自由の家』方向に亡命したと明らかにした。

発見当時、亡命兵士は肩やひじを銃で撃たれて負傷していた。

発見場所は軍事境界線(MDL)南側50メートル地点で、JSA内の南北間接触が行われてきた自由の家の北西側だった。

合同参謀本部は亡命現場を目撃した韓国兵士はいないと明らかにした。

ただ、銃撃は北朝鮮軍の内部で発生したと推定している(中央日報日本語版11/14(火) 8:23配信)。」

 

親父「 韓国軍と北朝鮮軍は休戦協定に基づきJSAで有効射程距離50メートル程度の拳銃だけを携帯できる。

亡命した兵士が倒れた地点を勘案するとJSA北側地域で銃撃が発生したようだと、合同参謀本部は説明したそうだ(同上)。」

 

親父「 合同参謀本部の関係者は『北側にある板門閣の哨所付近から数発の銃声が聞こえ、警戒態勢を高めたが、北の亡命兵士が血を流して倒れているのを発見した』とし『亡命の過程で北の軍との交戦はなかった』と伝えた。続いて『南側地域に弾丸が越えてきた被弾の跡も見られなかった』と話した。

板門店の警備を担当してきた韓国軍兵士は地面を這いながら亡命兵士に近づき、午後3時56分ごろ身柄を確保し、安全地域に移した。亡命兵士は国連軍のヘリコプターで亜洲大病院で運ばれ、銃傷専門のイ・グクジョン外傷外科教授が亡命兵士の治療をした(同上)。」

 

親父「北朝鮮軍に銃撃されながら13日午後、韓国側に亡命した北朝鮮軍の兵士は、ソウル近郊の水原市にある大学病院に搬送され5時間に及ぶ手術を受けた。

命に別状はないとされるが、さらに手術を行う必要があり、術後の経過を見守ることになるようだな(聯合ニュース11/14(火) 10:25配信)。」

 

親父「韓国と北朝鮮を隔てる軍事境界線にある板門店で韓国側に亡命を図った北朝鮮軍の兵士が、逃走中に少なくとも40発の銃撃を受け、そのうち6発が当たっていたことが分かった。韓国軍当局と兵士の治療に当たっている医師らが14日、明らかにしたそうだ(AFP=時事11/14(火) 13:22配信)。」

 

親父「板門店を監視する米軍主導の在韓国連軍司令部(UNC)によると、兵士は車で軍事境界線付近まで乗り付けたという。

UNCの声明によると、『北朝鮮側の兵士らから銃撃を受ける中、車を降りた兵士は軍事境界線を越えて南へ逃げ続けた』という。

また韓国軍合同参謀本部の当局者によると、北朝鮮軍の国境警備隊は少なくとも40発発砲したということだ(同上)。」

 

 

  親父「板門店に配置される北朝鮮軍の兵士はエリート部隊で、忠誠心を厳しく調べられて選抜されることでも知られている。

今回亡命を図った兵士は車で軍事境界線まで向かっており、エリート部隊の一員ではなかった可能性もあるそうだ(同上)。」

 

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