穏やかに
温和に過ごすこと。
それが人として素晴らしい
という風潮がある。
確かにそう思います。
イライラして過ごすことほど
つまらないことはないし、
周りに悪影響を与えてしまうでしょうし。
先日
息子に誘われ
ホロコースト展に行ってきました。
この言葉、
生まれて初めて聞く言葉で
いったい
何の展示なのかわからなかったのですが
到着してすぐに意味が呑み込めました。
ホロコースト（ドイツ語: Holocaust、英語: The Holocaust、イディッシュ語: חורבן אייראפע、ヘブライ語: השואה）は、第二次世界大戦中のナチス党率いるドイツ国がユダヤ人などに対して組織的に行った大量虐殺を指す。
https://ja.m.wikipedia.org/…/%E3%83%9B%E3%83%AD%E3%82%B3%E3…
https://ja.m.wikipedia.org/…/%E3%83%9B%E3%83%AD%E3%82%B3%E3…
この展示を見ても
その時代の出来事は
私なりの感覚でしか捉えることはできないけど
凄惨さや残虐さからか
直後は言葉になりませんでした。
時間が経って理解できたのは
悲しみと
そして
怒り。
あの怒りがあってこそ
今、現代、があるという思い。。
感謝するのも筋違いな気がするけど
だからと言って
あの経験を
ただの
悲惨で理不尽な時代だ、で終わらせるのは
それこそ理不尽なような気がして。。。
実は
正しい怒りは
自分に尊厳を与えます。
怒りは何も産まない…？
いいえ、
いいえ、
大切な感情の一つなのです。
怒りの神様、
不動明王がおられるのが
何よりの証拠です＾＾
日頃の
ちょっとした怒り、、、
例えば
親から、や
〇〇さんのから、
また、パートナーからの一言に
傷ついたりすることもある。
その一言に
いちいち噛みついたり
振り回されるのは嫌だからと
スルーしてしまう傾向がある場合、
それが無意識に蓄積すると
自分の思いを押し殺すことになるので
自由な表現を忘れ、
自己価値が下がったり
感情を感じられなくなって無表情になったり
体調に悪影響が出たりもするので
あまり芳しくないのです。
ただ、
怒りをまき散らせと言っているわけではなく
あ、私今ムっとしたな
ちょっとあの言葉にはイラッとする
そういう
怒っている自分を
自覚するだけでいいのです。
正しく怒りを感じると
どうして自分が今怒りを感じたのかが
見えてきます。
「そういう意味じゃないのに」→
「言葉の真意を理解してほしい」→
「怒っているのではなく悲しい！」というように。
↑これは模範的な展開ですが
怒っている自分を見逃さない、
クセをつけることです。
ただ、
幼少期から
親に怒られることにトラウマを感じている場合や
自分が怒ったことで孤立したというような経験や
その他、
怒りにまつわるネガティブな記憶がある場合、
そう簡単には
怒ることを自分に許さない
怒っている自分をひた隠しにしてしまう。。。
のです。
これらは無意識であることが大半で
わかりづらいので…
でももし
この記事が気になるようでしたら
お手伝いさせてください。
みんな一人ひとりが
柔らかさと剛さを持ち合わせてこそ
バランスの取れた環境を創りだせるのです。
怒ることを
自分に許せると
それは癒しになるのです。
