とげのある言葉、「うざい」はよく息子達にいわれます。

他人様に昨日「感じ悪い」と電話をかわる向こうであきらかに聞こえるのを意識して言われました。

 

大きな病院のスタッフとして電話にでているあなたが、感情を相手にぶつけたら病院全体の印象になってしまうのに・・・

 

包括支援センターの仕事をしていると、かなり難題の相談や、わかりにくい問題にかかわる日常です。

福祉にたずさわるものが・・・対応がおそい・・・なんとかしろ・・・心は実際へとへとです。

こころのなかで、「ふざけるな、包括は、何でも屋じゃない!」って叫んでいます。

 

相談者のために、たくさんの情報と、書類と、各所への連絡と、時間外にたくさんの時間をさいて、対応しても、相手の心にひびかず、動かず、放置して、自業自得で、またこまって、助けてを言う、勝手にろ!と怒鳴りたくなるけれど、それをまた優しく相談にのるまわりのスタッフの心の成熟度をただただ関心しながら、ため息をつく私。

 

どう考えても独居の90代が、介助でしか歩けず、オムツをしている状態で退院できるわけない。まだ、入院して10日くらいだ。家族に火曜日に相談されて、家族も支離滅裂でしたが、確認の意味で病院の連携窓口に今週末退院といわれたと家族が相談されていますが、退院後独居ということと、理解力低下、歩行ふらつき、おむつ状態で今後の退院について検討していただきたいと伝え、病棟にも情報をと依頼したところ、翌日答えを頂けるはずが、夕方になってもいただけず、こちらから病棟ナースに連絡すると、退院は未定と。しかし、次の日、家族から、明日退院決定と、電話があり??次の日、夕方帰ってくるから家に来てほしいと。時間外になるとわかっていてもいけないと放置するわけにいかず、訪問。認知低下で自分のベットまでも迷っている。家族は、介護になれていない。訪問して、介護保険の変更申請の手続きの書類聴きとりで時間がかかるのに、その前にオムツ交換と更衣を介助。それでも家族が毎日交代で介護すると心をきめ退院してきたというのでねぎらい自分は、事務所にかえってから、変更申請の理由書やら資料を残業でしあげた。なのに、一晩で家族は無理と。施設という言葉。おおきな疾患があり、これから、また治療がある。

そのことで退院してきた病院に問い合わせをした。この疾患で施設入所は可能か、退院前連絡した連携窓口の担当者は、電話にでず、事務の方が対応し、また別のスタッフがめんどうくさそうに、家族がさっさとつれてかえったんです・・・(そんなことはきいていないのに)こちらの話をきかず、じゃあ病棟につなぎますか?と。違います、施設入所にさいして大丈夫な病状なのかの情報がないと、施設がうけつけてくださらないので・・・じゃあ、○○医師につなぎますか?お願いしますというと、電話の向こうで私に聞こえるように「感じ悪い」と、捨て台詞。そのあと、病状をおしえてくださった医師は、穏やかに対応してくださりました。そこででた言葉に、高齢でせん妄状態という言葉があり、いろんなわからないやりとりを、想像してしまいました。環境がかわることで、高齢者は、わけがわからず、暴れてしまったり大声をだしてしまったり、病院はこまります、付き添いをおねがいすることもあります、それができず、おいつめられ、退院を選んだり、病院もうながしたり・・・その情報がなければ、わたしのなぜ?は永遠でした。家族には、退院しか選択肢はなかったと、病院は、家族がつれて帰ったと。病院は、病を治療するところであるけれど、時代は、それだけではだめ、入院した時からその人が在宅に戻る時のための援助をという考えかたにかわり、病院全体でとりくまれているところもかなり増えてきています。帰ったときのことまで、知らないよ、重い病の人の治療が優先なんだという考えもわかりますが、それなら方法を一緒に考える窓口があって欲しい。両方の間に入ってどちらにも反対の言い分があり、感じ悪いと言われた時は、勝手に言ってろ!と開き直りましたが、弁護士さんとか、もめごとの間に入るお仕事は大変だなーってこころから思いました。

 

けさ、おきて、盛岡大付属と済美の高校野球の試合を見ました。満塁ホームランが、両者にでて、延長戦になり、どっちもすごい!!さわやかで、一生懸命で心が洗われる気持ちになり、涙がながれました。

最後に、選手どうし、握手をしている姿。人間は美しいものであってほしい。ドロドロの私の心がすこし癒されました。

 

箱根ガラスの森のガラスのあじさい

 


ひとりごとランキング

おしていただけると嬉しいですゾウ