し〜ん〜か〜ん〜〜〜てん〜〜〜

鼻に抜ける高音で、歌を歌うように猫たちの名前を呼ぶことが福田の趣味。

私の育てた猫たちは全て名前があり、毎日、何度も呼びかけることで

猫に自分の名前を認識させてきました。

しん、かん、てんは2015年の秋口に保護した子猫達。

他、メグ、オッコ、ヒヨッコ、豆太郎の三兄妹。

全て茶白猫。この時期、他の場所で、キジ白猫のテンテンも保護。

同級生猫たち、みんな性格穏やかで自信をもって譲渡できる子達でした。

オッコ2016年1月25日エイズで死亡。生後半年にもならないまま

逝ってしまった。他は全て譲渡済みとなりました。

 

楽しいブログにする予定でしたが申し訳ないです。

保護猫カフェにおいて、お掃除ボラさんをして下さっていた方々に

悲しいお知らせがあります。

昨年の暮れカフェクローズ寸前に、兄弟で譲渡が決まった、

しん&かん兄弟の、カン君が3月13日の深夜、FIP(伝染性腹膜炎)

で死亡しました。飼い主さんから、体調が悪いとのお知らせをもらい、

会いに行ったのが3週間前。食欲がなく痩せてきたとのこと。

検査の結果、FIPのドライと診断されたと言うことでした。

一回目のお見舞いをした時、私には余命が想像できていました。

FIPのドライの猫の看取りは3匹、経験しています。

その死ぬ時の苦しみは壮絶でした。だからカン君の看取りを

私が行いたいとの申し入れをしたのですが、飼い主さんは

『家族なので最後まで看たい』と、言ってくださったのです。

カン君は短い間でしたが幸せでした。兄弟のシン君もヒヨッコも

一緒のお家で、飼い主さんは家族は4人。皆さんに可愛がって

もらっていました。カンは本当に可愛い子でした。

名前を呼ぶと私の目を見て、嬉しそうに床にコロンと寝て、

お腹を見せる子でした。抱っこも大好きでした。

カフェ見学の方にもボラ様方にも、沢山沢山、可愛がってもらっていました。

FIPに完全な治療法はありません。残念です。

 

カフェ時代のテンとカン君。

幸いにもカン君は最後、苦しまずに逝ったそうです。

お庭に埋葬したいと言うご希望を叶えるため、私が霊園に運びました。

最後のお別れを、福田一人にさせて頂きありがたかったです。

カンの保護には多くの思い出があります。生後2ケ月の保護。

虚弱で何度も入院しました。鼻炎もあり何時も涙目で、やっと大きく

成長したのに・・・想いが多すぎて言葉がありませんが、

最後一緒にいることができました。

人が好きで、他の猫たち全てに優しくしていたカンは、

天国でオッコと遊んでいることでしょう。

 

素敵なシ〜ン〜

可愛いカ〜ン〜〜

お転婆、テ〜〜ン

シン〜カン〜テン〜〜〜

沢山の写真の中から一番好きな可愛いカンの写真を選びました。

 

そして・・・

行き倒れ猫だった生男君が昨日から横たわりました。

最後の時を迎えています。よく生きました。頑張りました。

カフェ運営時代の中、アメーバ動画配信で一番忙しかった時の保護。

何時死んでもおかしくないほどの衰弱でしたが、生き延びました。

ここ1週間、強制給餌を素直に受けていましたが

今朝はスープを飲むのを嫌がりました。静かに眠っています。

きちんとした看取りをするための時間と物資があることに

感謝しています。カフェクローズした今でも、多くの寄付の品が

私の元に届いております。ありがとうございます。

 

横たわる前の生男君。

仲良しの菊次郎と同じベッドで暮らしていました。

 

ブラッシングが大好きでしたね。ボラ様方!

可愛がっていただきまして有難うございました。

 

 
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