井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

北海道の花・サクラソウ1

2018年07月20日 | 日記


サクラソウの群落。サクラソウ科サクラソウ属。
川辺など湿気の多い野原などに生育する多年草。刈り取りや野焼きなど植生更新の行われる草原や、春から夏にかけて林床に陽光の差し込む落葉樹林などに群落をつくる。
首都圏では荒川河畔の群落が良く知られ、北海道では日高地方に多く見られる。



サクラソウの芽出し。
サクラソウは春植物で夏には地上部が枯れる。それまでに地下茎に養分を貯め込み芽出しに備える。
フクジュソウやカタクリ程早くはないが、春早くに芽を出す。
ロゼット状に7~8枚の葉をひろげ、中央から花茎を立ち上げる。
芽出し時の葉は皺と白い毛が目立つ。



サクラソウの葉。
葉は長卵形。先端は丸く不規則な重鋸歯がつく。
芽出し時ほどではないが、葉表面の皺と白い毛が展葉後も目立つ。
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