簡単なアカペラ コーラス3声の字ハモの作り方
今回はアカペラ・コーラスのアレンジについての記事です(⌒▽⌒)
今日のテーマは簡単なコーラス3声の字ハモの作り方。
字ハモはアレンジ初心者の方がつまずくポイントの一つです。
私もやり始めの頃はよくわからなくて、試行錯誤してすっごい複雑なコーラスにしてしまって、結局上手に歌えない...みたいなことがありました。
そんなことも踏まえまして、今日はアレンジ初心者のあなたにもできるだけ簡単に出来るように解説しますね。
と、その前に字ハモの解説。
「字ハモ」とは?
まずそもそも「字ハモ」って何?というあなたのために簡単にご説明します。
もしかしたら字面でだいたい見当がつくかもわかりませんが。
「字ハモ」とは「字」で「ハモ」ること。
「字」は歌詞のことで、つまりリードと一緒に歌詞でハモるということです。
ではそれを踏まえまして本題へまいりましょう三┏( ^o^)┛
簡単なコーラス3声の字ハモの作り方
それでは簡単なコーラス3声の字ハモの作り方です。
今回は例として、「恋ダンス」のサビの頭のワンフレーズでご説明します。
準備するもの
準備するのは原曲のコードとコード表です。
コードは「(曲名)+ コード」で検索!
今回はこちらのサイトを参照
コード表も「コード表」と検索すれば出てきます。
鍵盤でアレンジする場合は「ピアノ コード表」で検索!
今回は同じサイトのこちらを参照。
コードを調べる
それでは始めます(*´∇`)ノ
まず「恋ダンス」の頭のワンフレーズがこれです。
コードは二拍ずつ
/ A C#m7 / F#m7 C#m7 /
となっています。
ここでコード表登場!!!(Г・ω・)г
表から曲で使われているコードを探します。
Aは「ラ・ド#・ミ」を使ったコード。
C#m7は「ド#・ミ・ソ#・シ」を使ったコード。
F#m7は「ファ#・ラ・ド#・ミ」を使ったコード。
メロディに合わせてコードの音を当てはめる
まず最初の「むねのな」の部分のコードは「A」なので、メロディのリズムに合わせて、Aの編成音「ラ・ド#・ミ」を声の高さも考えながら積んでみますね。
こんな感じになりました。
では続いて「かーにあ」の部分へいきましょう♪
これも同じ要領で積んでいくのですが、コードは「C#m7」なので、構成音「ド#・ミ・ソ#・シ」で4つの音があります。
さて、どの音をチョイスするか!?
シンプルにコードを分かりやすくハモりやすくするなら「7」を抜いた「C#m」のコードの構成音「ド#・ミ・ソ#」で。
厚みを出してハモってる感を出したい~っ!というあなたは、構成音の中からベースの音「C#」=「ド#」を抜いた「ミ・ソ#・シ」を積みましょう。
で、後者の厚みを出す方の構成音で積むとこんな感じになります。
「ド#」はベースが担当しています。
ちなみにすべてのコードのベースの音はこのように決まっています。
コードについて詳しく知りたい方はこちら
この要領で、残りの部分もアレンジしますと、こんな感じです。
実際の音を聞いてみて下さい。
ハモってますね~♪
でもやっぱりベースがないと締まらない~
ということでベース+ドラムも入れてアレンジ完成~
すっかり曲になったでしょo(≧▽≦)o .。.:*☆
というわけで、できるだけ簡単に説明しましたが、お分かりいただけましたか?
ほかにも簡単アレンジ法をご紹介してますので良かったら除いてみてください♪