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いつもはコンタクトの方が、めずらしく眼鏡をかけていました。
ドライアイでコンタクトの使用を禁止されたとか。
ドライアイの原因は、加齢や乾燥、パソコンなどの長時間作業、コンタクトレンズ、薬の副作用、シェーグレン症候群、スティーブンス・ジョンソン症候群など。
ですが、この季節、目にトラブルが起きやすいともいえる季節なんです。
五行説でいうと、春は肝臓に変調が表れやすく、目にトラブルが表れる季節。
また、中国医学では
「肝は目に穴を開く」
「肝は血を受けて能く視る」
といいます。
肝臓に蓄えられた血の栄養によって目がはたらくということ。
肝臓は身体の化学工場ともいわれ、血液を正常化する重要な働きをしています。
肝臓が過剰に働くと、イライラ・火照り・血圧上昇・めまいなどの症状がでます。
肝臓の機能が低下すると、目の疲れ・肩こり・体力低下・不眠・うつの症状がでます。
そこで、肝臓の機能を助ける食材を五行で考えてみたいと思います。
五行説とは、自然界は五つの元素が影響しあって宇宙が成り立っているという考え方。
その影響は、補う関係(相生)と抑える関係(相克)があります。
肝臓が働き過ぎているときは、鎮静化させるために苦味を。
タケノコ・春菊・菜の花・タラの芽・アスパラガス・セロリなど。
肝臓が機能低下しているときは、活発化させるために酸味を。
レモン・梅干し・みかん・イチゴなど。
また、色でみると、今の季節は青にあたります。
青いもの(青=緑)も積極的に食べるといいです。
ほうれん草・小松菜・ブロッコリー・枝豆など。
旬のものが多いと思いませんか
旬のものは、栄養価も高く、その時期の体にとって必要なものになります。
最近は年中売られていたりして、旬がわかりにくいですが
季節に応じた食材は、体が喜ぶ食材でもあるのです。
春の献立を、五行の食材で考えてみませんか
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