独眼竜国際ジャーナルの ヒデと明美の愛のブログヒデと明美が日々の愛の生活を書き留めます。比国移住25年紀行

地雷原フィリピン移住生活27年、ほとんどの外人が破滅する

人工透析、心臓が弱り、リウマチ身体が不自由

「米国は空気新鮮」スピーチの中国人留学生、母国で非難

2017年05月25日 | 旅行
「米国は空気新鮮」スピーチの中国人留学生、母国で非難


 「米国は空気が新鮮で、言論の自由もある」――。米国のメリーランド大学の卒業式でこんなスピーチをした中国人女子留学生が、中国で「国を侮辱した」などと激しい非難を受けている。本人は謝罪に追い込まれたが、「指摘は正しい」と支持する人もいる。

 留学生は今月21日、メリーランド大の卒業式でスピーチ。5年前に米国に着いた時を「中国ではいつも外出時にマスクをしていた。飛行機を降りて空気を吸った瞬間、自由を感じた」と振り返った。

 また、留学前は「政治は権威のある人だけに語る資格があり、事実は政府だけが確定できると信じていた」と告白。自由に政治を議論できる米国では「私も自由に声を上げられると気づいた」と語り、「民主と自由は奮闘するに値する新鮮な空気だ」と締めくくると、盛大な拍手を浴びた。

 ところが、この動画がネット上に投稿され、中国メディアで批判的に採り上げられると、「売国奴」「裏切り者」などと非難が殺到。留学生が雲南省出身だったことも暴かれ、「雲南省の空気は悪くない」との声も上がった。学生はブログで「祖国と故郷を深く愛しており、国の繁栄と発展を誇りに思う。自分の留学体験を語っただけで、国や故郷をおとしめる意図はなかった」と謝罪した。

 一方、知識人らを中心に「米国の言論の自由も絶対ではないが、ネット上の文章が消される中国より自由なのは確かだ」「メディアは大気汚染を処理しない政府を追及せず、真相を明らかにした若者を攻撃するのか」などと擁護する声も出ている。

 騒動は24日の外務省会見でも採り上げられ、陸慷報道局長は「海外に出た若者の物の見方や思想は発展し変化する。最後に心の底から祖国を愛し、貢献しようと思うなら、政府は支持し、歓迎する」と述べた。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フィリピン戒厳令、セブ島な... | トップ | モーターサイクル=バイクメ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事