独眼竜国際ジャーナルの ヒデと明美の愛のブログヒデと明美が日々の愛の生活を書き留めます。比国移住25年紀行

地雷原フィリピン移住生活27年、ほとんどの外人が破滅する

人工透析、心臓が弱り、リウマチ身体が不自由

サンパウロ市地下鉄5号線=レール幅異なる車両26台購入で200億円以上の損害=使われないままに保証期限切れ

2018年04月20日 | 旅行


サンパウロ市地下鉄5号線=レール幅異なる車両26台購入で200億円以上の損害=使われないままに保証期限切れ
4/20(金) 7:20配信 ニッケイ新聞
サンパウロ市地下鉄5号線=レール幅異なる車両26台購入で200億円以上の損害=使われないままに保証期限切れ
建設中の5号線のシャカラ・クラビン駅
地下鉄の車両購入に伴う不手際で、州財政に6億レアル以上の損害を出したとして、サンパウロ州都市交通局長のクロドアルド・ペリシオーニ氏や、サンパウロ市地下鉄(メトロポリタン公社・以下メトロ)総裁のパウロ・フィゲイレド氏ら、9人を対象とした起訴状を、サンパウロ州地裁が受理したと、19日付現地各紙が報じた。
 サンパウロ州検察局が提出した起訴状には、11年7月にメトロが5号線用に購入した26両の車両が使われずに放置され、6億1500万レアルの損害が生じたと記されている(被告人の罪状は「不適切行政」)。
 起訴状受理を決めたのは、サンパウロ州地裁、第12公共財務法廷のアドリアーノ・ラロカ判事だ。
 被告人には、サンパウロ州都市交通局長、メトロ総裁の他に、サンパウロ市役所秘書室長のセルジオ・アヴェレーダ氏、メトロ元総裁のピーター・ウォーカー、ルイス・パシェコ、ジョルジ・ファガーリの各氏、元サンパウロ州都市交通局長ジュランジール・フェルナンデス氏、メトロ元役員のダヴィジ・ツルブキ、ラエルシオ・ビアッツォッチ両氏が名を連ねる。
 この9人は、車両購入契約書類に署名している。車両を販売したスペインのCAF社は告発を受けていない。
 訴状では、損害額の6億1500万レアルの3割に当たる、1億8400万レアルの賠償を、9人に請求している。
 5号線は未だに全線開通には至らず、一部区間はテスト中だ。被告人たちは無罪を主張しており、サンパウロ州都市交通局もメトロも、「州財政には損害を与えていない」としている。
 担当検事のマルセロ・ミラネ氏は、「(被告人たちは)とるべき措置をとらず、車両を放置した。サンパウロ州政府は、『メトロは完成した』と喧伝しているが、実際は完成していない」と語る。
 起訴状には、「車両は使われないまま放置され、メーカーの保証期間も過ぎようとしている。維持費として、更なる出費が必要で、公庫への損害は明らか」と記されている。しかも、5号線のレールの幅と26車両の車輪の幅は異なっているともいう。
 5号線は、1998年にパウリスタ都電公社(CPTM)の支線として建設が始まった。2001年にメトロが計画を引き継ぎ、カッポン・レドンド駅~ラルゴ・トレーゼ駅区間が02年に完成した。
 残りの工事は2010年に再開するも、すぐに談合疑惑発覚で中断。2013年に工事が再開され、14年2月にアドルフォ・ピニェイロ駅、17年9月にアウト・ダ・ボア・ヴィスタ、ボルバ・ガト、ブルックリンの3駅、今年3月にエウカリプトス駅、4月5日にモエマ駅が開通した。
 完成すれば、サンパウロ市南部のサントアマーロ地区とメトロ1号線を結び、住民の交通の便は大きく改善されるが、全線開通までには今年いっぱいかかると見られている。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「自分だけ父から暴行」「本... | トップ | フィフィ、福田元事務次官の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事