一部昇格はもうすぐ!フィル・カンパニー(3267)の立会外分売予想

2018年2月23日(金)~3月02日 (金)に立会外分売実施が予定されている、フィル・カンパニーの分売詳細情報です。

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フィル・カンパニーの立会外分売詳細

銘柄名フィル・カンパニー(3267)【東証マザーズ】
発表日2018年2月07日(水)
分売予定日2018年2月23日(金)~3月02日 (金)
分売実施日2018年2月23日(金)
売買単位100株
申込上限100株
信用区分信用
分売枚数500枚(50,000株)
発行株式数比率約0.9%
分売総額3.76億円(分売発表日終値ベース)
分売価格8,691円
割引率3.00%
分売目的市場変更の為の形式基準充足

フィル・カンパニーの株式データと推移

発表日終値7,510円
発表日出来高5,534枚
分売前日終値8,960円
分売前日出来高2,693枚
予想PER146.89倍
実績PBR31.17倍
株主優待なし
予想配当利回り無配

フィル・カンパニーの業績データ

2018年11月(予想)2017年11月2016年11月
売上高(百万円)4,7002,9501,668
営業利益(百万円)510296206
当期利益(百万円)330187171
ROA(%)7.7613.55
ROE(%)17.0539.54
自己資本比率(%)46.543.3

フィル・カンパニーの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

昨年2月22日以来の分売実施となります。
前回の結果は、始値+1.6%・終値+10.4%と年間でもトップクラスの上昇率となりました。

分売目的

今回は一部昇格要件を充足するための立会外分売となっています。
上限を1枚に設定していることから株主数増加を目的としています。

その他の要件は既に満たしているので、本分売終了後近いうちに決定される可能性があります。

流動性

現在の板は500枚以上、発表前の出来高平均は5,000枚程度と流動性はかなり高い

株価・ボラリティ

ここ数か月の株価は4,000円付近で推移していましたが、好調な決算発表を受けて大幅高となっています。
2月13日には一時9,000円台を付けています。

PER130.16倍、PBR27.62倍の株価は、同業他社と比べて非常に割高と言える。

新興市場銘柄ということもあり、値動きはかなり激しく、普通に1,000円以上動く日もあります。

配当金・株主優待

配当は未定。

株主優待も現在のところありません。

業績

今期業績は売上+59.3%・営業利益+72.3%と大幅な増収増益見込み。
経常利益も前期比+64.5%増予想で、5期連続増益&4期連続で過去最高益更新となります。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(5)

流動性は非常に高いですが、仕手筋に買われている影響かボラリティが高くなっています。
分売枚数は500枚と少ないので需給面は問題ないでしょう。

前回は分売終了後に大きく上昇しましたが、今回はさらに割高水準の株価であり、いつ大きな調整が入ってもおかしくない状況と言えます。
ただ値嵩株であることから市場環境など展開によっては大きくリターンを狙える可能性もあり、ハイリスク&ハイリターンの分売となりそうです。

今回の分売発表後も大きく上下に動いており、値動きが不安定なまま当日を迎えてしまうと厳しい展開になるかもしれません。
現在のところ消極的なスタンスでいますが、相場環境株価変動が落ち着いてくれれば参加を検討したいと思います。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(5)

株価が高騰していることもあり、ディスカウント率は3%で決まっています。
(欲を言うと4%ぐらいは欲しかったところですが・・・)

依然買い需要が高く、21日には10,000円手前まで上昇しております。
ただボラが非常に大きく信用買い残も多いので、一旦下に向かうと一気に売られる恐れがあることには注意が必要です。

また1枚単価が高くて資金が多く必要であることや、配分期待&損失リスクを考えるとあまり評価を高くしづらい状況。

枚数が少ないので需給面では全く問題ないですが、本日のNY市場明日朝の板気配を見てから参加するのが良さそうです。
私は株価変動の大きい値嵩株の分売には参加しないスタンスですので見送る予定でいます。

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