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今回は
佐藤愛子の
「それでもこの世は悪くなかった」を
読みました。
 
 
たまたま寄った本屋で衝動買い。
 
でもこの人の小説は
読んだことないけど
エッセイみたいなのを読んで
前から好きだったんです。
 
僕の好きな
3大おばあちゃん
いや
3大女性は
 
櫻井よしこ
曽野綾子
佐藤愛子です。
 
上の二人は
歴史認識や政治思想が
「右」!?
「保守」!?
ってことになるのかな。
よくわかりませんが。
 
批判や
悪口や
悪評を
至る所で読んだりしますが
 
僕は好きなんです。
 
 
すごく全うなこと言ってるなと
思うんです。
 
生きて行くのに
国家や行政に頼って
いちいち文句ばかり言ってないで
自分で切り開きなさいという
信念が漂っているように思います。
 
 
 
結構
辛辣で厳しいこと言ってるので
アレルギーのある人も
いるでしょうね。
 
 
 
さてこの本ですが
 
予想通り良い本でした。
かなり好きです。
 
93歳でこれだけわかりやすく
読みやすい文章を書く人も
いないんじゃないかと思いますし
 
限りない厳しさと
限りない優しさを同居させた
考え方もまた魅力です。
 
 
 
次のような考え方に
なるほど!と思いました。
 
「苦労したってどうということはない。
 反対に幸福になったからと言って
 別にどうということもない。
 そう思うようになったことが
 一つの幸福だとも言える」
 
 
いろんな失敗や後悔も
あるけれど
 
私は私なんだと開き直る
度胸があり
 
自分を全肯定して生きているなと
思わせられます。