先日、京都へ行く機会があり、その際、京都国立博物館へ行ってきました。安土桃山時代最後の巨匠と言われる海北友松の展覧会です。
カメラを持っていかなかったため、現場の写真はありません。
年間パスポートを買おうと思っていたのですが、それは4月で終了し、システムが変わりました。結果として値上げで、特別展が団体割引で観られますと言っても、前売り券を買っておけばよいだけです。ということで、予め、近くのコンビニでチケットを買っておきました。
リーフレットとコンビニで買ったチケット
武家に生まれたものの、武士にならず絵師になった友松は狩野派に学びますが、後に独自の画風で画壇を賑わしたようです。
この展覧会には米国から2点が「里帰り」していました。
ひとつは友松の初期の作品「柏に猿図」でサンフランシスコ・アジア美術館所蔵です。
柏に猿図(リーフレット)
もう1点は、逆に友松の到達点とされる月下渓流図屏風で、ネルソン・アトキンズ美術館所蔵です。
月下渓流図屏風(リーフレット)
友松が筆をとり始めたのは50歳になってからで、特に、京都の建仁寺の障壁画や屏風絵が多く展示されていました。
その中でもリーフレットの図案になっている「雲龍図」は圧巻でしたが、その他の作品と併せ、全部で約70点が展示されていました。
展示作品の一部(リーフレット)
E-テレの日曜美術館で紹介されたためもあってか、多くの人が来館していました。
この展覧会は5月21日まで開催されていて、他地域へは巡回しないそうです。
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