お金の強迫 | 強迫に振り回されない人生を目指して

強迫に振り回されない人生を目指して

強迫性障害になって15年。
主に不潔恐怖と加害恐怖があります。

ここ数年は症状が悪化していて、毎日精神的にギリギリの生活を送っています。
今年こそは認知行動療法を実行していきたいです。

今日は一人で喫茶店でランチを取ったのですが、別の席に座っていた男性をよく見たら靴を履いたまま片足を正座みたいに曲げて座っていました。つまり、靴の裏がズボンのお尻のあたりに密着している状態です。自分基準では「ありえない!」行為です。

 

靴の裏といえば地面の汚いものが付着している部分です。それも歩けば歩くほどどんどん凝縮していくイメージが僕にはあります。ゆえに靴の裏は僕にとって最大級の汚染エリアとなります。(ちなみに雨が降ると汚れがリセットされます。)

 

その男性は、もしかしたら靴裏やズボンを手で触ったかもしれない。そう思いました。なので男性に店のドアノブを触られる前に、僕が先に退店しなければと思い、急いで食べましたが、あと少しというところで先に席を立たれてしまい間に合いませんでした。

 

仕方なく男性が帰った後に会計をしたのですが、運悪く1万円札しかなく、9000円ちょっとのお釣りをもらう形となりました。
そういえば、その男性は1000円札で支払っていたので、渡されたお釣り9000円のうち1枚の1000円札が、彼が出したものとなります。さすがに「お釣りいらないです」とは言えず、お釣りを受け取って財布に入れましたが、僕の財布に地面の汚れが移ってしまった恐怖で頭の中が真っ白になりました。

 

今も財布の中にその1000円札が入っているのですが、これをどう処分しようか、また一緒に入っているカードはどうやって洗浄しようか、ということをずーっと考えています。

 

そもそもお金はもともと汚いものだと割り切っているので今までお金が強迫対象になることはありませんでした。(お金を触った後に手を洗うことはしますが。)
しかし、目の前で汚い光景を見てしまいそれに関連するものがいま自分の手元にあるという事実に対しては今回初めて恐怖を感じました。

 

とりあえず、お札は帰りにICカードにチャージしようかなと思っていますが、先が思いやられます。

 



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