小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

七月十一日、十二日

2017-12-10 | 嘉永四年 辛亥日記
七月十一日 

少々くもる。
朝、遠藤一郎が頼んでいた賄い方借用のことにつき来る。
またそのことで岩一郎は浅之助宅へ行く。
母君は金比羅参り。



七月十二日 

了吉が礼に来る。57匁と一歩持参。茄子20個持って来た。
酒飯を出す。
野呂も来て酒を出す。夕方には主人と連れだって出て行く。
楠本屋へ金2分瓶代として持参。
ギヤマンの鉢鉢を一つ貰った。蔵六も居て一盃吞んだ由。
喜多村から手紙が来たので返事を持たせてやった。
夜には母君が西光寺へ参った。
市川斎親明が病死した葬送の見物に熊五郎を連れて行く。
浅之助が紙と酒券を持って来る。
田中から麦二俵届いた。


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