小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

六月五日、六日

2017-08-17 | 嘉永四年 辛亥日記
六月五日 

大いに快晴する。何事もなし。
久下馬輔来る。竹輪くずし1本持参で直ぐに帰った。
しげの殿が梅本へ来られたと寄る。
夜は小魚を求め了吉へ一杯出す。


六月六日 

天気良し。
2時頃、了吉宅から小麦餅を二個持って人が来た。酒と寿司を出す。
扇子2本へ画をかいて欲しいというので小梅は早速に菊の墨画と彩色した海棠を書いた。
岩一郎は岡野へ行く。4時過ぎから主人も岡野へ行った。
その時、千代が芭蕉の根を貰いにきた。熱があるそうだ。梅も少しあげる。
12時頃に主人は帰宅した。



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