自民党2期生の日本の未来を考える勉強会を応援するか | ずるずると道・郷・話を愛でる

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房総半島から栃木県北部を中心として、
街と街を結ぶ県道・国道・峠道を巡回しながら、
持続可能で成長する日本の未来の為に成すべき事を考えます。
日々の個人的な興味について書くこともあります。

今話題の、豊田真由子代議士も同期ということで、いわゆる、安倍チルドレンと言われるこの人達の一部が、「日本の未来を考える勉強会」というものを組織して、経世済民界隈の日本最高級の論客を呼んで、1時間程度の講演を行ってきた。


 

 さて、自民党の若手国会議員たちが「日本の未来を考える勉強会」を開催。第一回の藤井聡先生から最終回のわたくしまで講師を呼び、「財政問題」の真実について勉強を重ねてきました。

 

第1回「日本の未来を考える勉強会」 講師 藤井聡 
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31079045 
第2回「日本の未来を考える勉強会」 講師 中野剛志 
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31134997 
第3回「日本の未来を考える勉強会」 講師 青木泰樹 
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31204531 
第4回「日本の未来を考える勉強会」 講師 島倉原
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31257396 
第5回「日本の未来を考える勉強会」 講師 会田卓司
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31388835 
第6回「日本の未来を考える勉強会」 講師 三橋貴明
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31427954

 

これまでの、自民党議員に対するあるべき経済政策を考えるための基本的な方針を知るための講演会動画として、近年なかなかない濃さのラインナップである。

 

自民党に入れてほしければ、おそらく現在のような、総裁に権力が集中し、まともな利害関係の調整も行えない構造のままでは、馬の目の前にぶら下げられた人参のごとく、いつまでもその果実を食べられないでしゃかりきに走らされる状況になってしまうだろう。票だけいただかれて。

 

そういう声が過半数を超えるぐらいになってはじめて意味が出てくるとは思うが、そういえば、

 

TPP参加の即時撤回を求める会 公式ブログ - アメーバブログ

 

というブログは、2013年02月27日(水) 以来更新もされず当時の状況をそのまま残しているままである。

過半数を超える議員が参加していたような気もするが、こんな声を上げ続けることすら難しい構造は、ますます空気を読んでいく流れとなる議員生活が長くなればなるほど、やってられるか、と内心思って、ポロポロと抜けていってしまうのだろう。

 

この状況をどうやって維持、拡大するのか。その方法が次には必要となってくる。

 

有権者からすると、そういう議員なら応援するが、同じ自民党でも主流派の、全く逆のリフレ・緊縮・規制緩和・移民推進の国力の毀損(特に対中国との相対的な国力の差の増大)をもたらす政策を、党中央である安倍周辺の空気を読んで、支持する連中には、投票しないという意識を表す方法がほしい。

 

活動自体は酸性なのであるが、その次の一手がない限りは、動画で有権者があるべき国家の経済政策とは何かということを知ること、強化すること、考えること、の機会として、活用させていただきます、というところで止まってしまう。支援は、間接的に、ということになるだろう。当然のことながら、自民党に無条件で投票するとか、支持するとか、そういう気にはならない。

 

それは、間接民主主義制で、議会に議員を送り込んで政策を決定してもらうという流れに対して、信頼を議員に対して持たせてもらわなくては、投票する気にもならないからである。アタリマエのことだろう。

相当馬鹿にされているという事実を忘れろと言うにはあまりにもひど仕打ちなのだ。

 

経世済民の経済政策を行うための、基本的な経済に持つべき観点を示すための貴重な取り組みであることは理解した。ということで、コレを起爆剤にして、自民党の議員に限らず、野党の議員にもそれが広がって、一大勢力に繋がる活動になることを期待して、活動そのものについては支持したいと思う。

 

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関連で週刊新潮に、藤井氏の記事が出ている。(Facebookより) 人生を賭して発表する記事:

藤井 聡 https://www.facebook.com/Prof.Satoshi.FUJII/posts/1084029405031335 

政府、国会内外には「PB黒字化変えたらおわり」※という意見が根強くありますが、 
真実は、「PB亡国論」なのです。 

もし当方のこの見立てが間違いであるなら、週刊新潮の誌上で断定した通り、 
当方は『京大教授や内閣官房参与といった職を「辞」しても構わない』と考えています。 

是非、下記、ご一読ください。そして、周りの方にもご紹介差し上げてください。 

【藤井聡】「週刊新潮」で訴えた「PB亡国論」 ~動き始めたPB撤廃シナリオ~ 
https://38news.jp/politics/10676

 

※「PB黒字化変えたらおわり」については、

藤井 聡  https://www.facebook.com/Prof.Satoshi.FUJII/posts/1084025965031679 

「石破氏:PB黒字化変えたら終わり」・・・・・とお考えのようです。 

石破氏:PB黒字化変えたら終わり-異次元緩和「いつまでもは困る」 
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-06-27/OS5AUO6TTDS001

 

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ただ、誰が参加して居るのかという情報は、支持する側からは、是非に!しりたいところである。少なくともそういう情報を一度は吹き込まれて居るという議員であるということは知りたい。もちろん、上記のTPPの反対の会の件や、m麻生太郎、稲田朋美のような例もあるから、それだけではどうしようもないぐらいに信用が置けないのは確かだが、裏切ったら有権者から憎しみをぶつけられるぐらいの覚悟はほしいのだ。名前を晒すことで、転校した際に突きつけられる恥というものを知る必要もあるだろう。

 

それぐらいに期待があるということの裏返しだ。

 

何度も言うがそれは、直接は、自民党への投票にはつながらない。現在の自民党は対中国の相対的な国力増進の観点で言えば完全に腐ってしまっているからだ。各議員候補は少なくとも自分の口でそういう反省とその対策の内容のことを言わない限りは、所詮安倍周辺の言うこうと聞いてしまう数あわせ要員だと理解することは変わらない。有権者の立場ではそういう状態にとどめておく他あるまい。

 

気分的には、下記のコメントが的確だ。

3. 無題

>7月初めに「日本の未来を考える勉強会(代表呼びかけ人・安藤裕衆院議員)」がPB目標の撤回、公共事業、教育支出の拡大、さらに19年の消費税再増税の「凍結」を求める提言をまとめ、内閣に提出することになりました。

素晴らしい!!
安倍政権倒閣後、応援させていただきますよ。

やす 

 

自民党のこれまでしてきたことについて、TPPや移民政策、財政出動を途中でやめたこと、消費税8%を強行したこと、については、何らかの釈明がない限りは、全く支持できないのである。当然ながら、それを反対もしなかった野党についても同罪である。馬鹿な二元論で語る問題ではないことは再確認である。