今日、お仕事関係のスコットと話をした時の事。
「先日、娘が30歳の誕生日だったんだ。
だから娘と一緒にスカイダイビングしたんだー!」
スコットは60代半ばの男性で、スカイダイビングは初めてだったそうな。
よくその年になって、そんな大それたことやるな。
と思って
「高い所平気なの?人生変わった?」
と色々聞いてみたけれど
「一つだけ言える事は、もう二度とやらない」
だそうです。
隣町のバーノンでやっているスカイダイビングは結構有名みたいです。
小さな飛行機で上空まで上がって、インストラクターを背中に飛ぶのですが、飛行機の小ささとか、ドアの狭さとか、そんな一つ一つがとても怖かったそうです。
そして、時速170キロの速度で落ちる間、考えたことはたった一つ。
パラシュートが無事開きますように
でした。
オカナガン一体の景色が見えて綺麗だったよ。
地球も丸く見えたよ。
でもとにかくそれよりもパラシュートが開くかどうかだけが心配だった。
あまりのアドレナリンに、この後数日は夜も眠れなかったよ。
元々高い所が平気な彼でも、こんなに怖いんだ・・・と、高所恐怖症の私は話を聞くだけでゾッとします。
このバーノンのスカイダイビング、一人だと$270、4人以上だと$250で飛べます。
私も昔、高い所や速さに恐怖感がなかった若かりし頃、スカイダイビングをしようと予約したことがあります。
結局その時は悪天候でキャンセルになってしまいましたが、今から考えると恐ろしいです・・・
でも、カナダで会う人は、結構な割合でスカイダイビングしています。
ジェットコースターに乗ったことがある、ぐらいの感覚で
大ちゃんにこの話をしたら、
「俺、今度飛ぶときは一人でやりたい」
と言っているので、ここにも一人。
話は変わりますが、この前会った60代の女性も、娘が30歳の誕生日を迎えて、一緒に何かやろうという事で、タトゥーを入れた!と言って見せてくれました。
足首からふくらはぎ全体に入った、バラと猫の、失礼ですがお世辞にもカッコいいと言えない巨大なタトゥーを見せられ、あまりも彼女の雰囲気に合ってなかったので絶句しました。
今まで一度も刺青を入れたことがなかったのに、なぜここに来て・・・・
しかも30代の娘は、自分の母親にこんなことをさせて、何も思わないのか?
と色々と想像を巡らせてしまいましたが、最初は
「こまっちゃってぇ~」
という感じだった本人が、意外にもものすごく喜んでいる様子だったので、
あれ?嬉しいんだ?だったら良かった。
と心の中に落とし込みました。
子供がある程度の年を取った時に、親と一緒に何かするってあるあるなの?
と今回のスカイダイビングの話を聞いて思いました。
また、子供に親が付き合って、なのか、親がやりたそうなことを子供が選んでやってるのか?
という疑問ももちつつ・・・・