フルーツを買うと、どこからともなくコバエが発生し、たちまちたくさん増えますよね。
冬でも家の中が温かいカナダでは、年中コバエが発生します。
コバエの事を英語で
フルーツ フライ
と呼びます。
フルーツに特に寄ってくる習性があり、普通のハエのように糞などには興味を示さないからですね。
よって、汚くはない虫なのですが、
どんな虫も殺さない大ちゃんがハエだけは大嫌いで
速攻殺します。
誰にでも違った沸点ってあるんですね。
それを初めて知った時は、彼の温厚な性格を知っているだけに少々驚きました。
フルーツフライも同じハエで、彼をイライラさせます。
そして私が一番良かったと思う退治法はこちらです。
小さいコップの中に
赤ワインを適当
食器洗剤を数滴
を入れて、サランラップで蓋をし、真ん中辺りに爪楊枝で
ハエが入れるぐらいの穴をいくつか開けます。
そしてその瓶を台所に放置するだけ。
一晩置いて、朝見るとこんなに収穫していました。(収穫て・・・)
数日で大体全てのハエが収穫できます。
今まで何度も試して、この方法が一番効果的でした。
でもまたフルーツを買ってきて、皮を置いておくと同じことの繰り返しなのですが・・・
ただ、殺虫剤などを使わないので、安心な方法だと思います。
細かいポイントとしましては、
●キッチンが汚いと、ハエがあちこちに分散してたかるので、
ハエをトラップに集中して集める為には、このトラップを置くキッチンを綺麗にしておくこと。
●トラップ内に侵入したハエは、グラスの内側縁をクルクル歩く習性があります。
よって、穴をあまり縁の方に作ると、まぐれで穴から出てしまう事があるかもしれないので、
穴は、真ん中辺りが良いと思います。
以上の2点です。
たま~にまぐれで穴を見つけて出る輩もいますが、基本的にハエは
穴から香るワインの匂いに引き寄せられ、その穴に入ってしまったら、
同じ穴を使って中から外に出られなくなるというものです。
匂いだけを認識して穴に入るのであって、穴と認識して入るのではないからのようです。
洗剤を数滴入れるのは、一度ワイン洗剤水に触ったら、
粘りで動けなくなるからと、ハエはお腹当たりに呼吸する器官があるため、
そこに洗剤が付着することによって窒息死するからだそうです。
グラス内に入ってしまったハエは、出口を探しながら彷徨ったり
飛び回ったりするうちに、ワインに触れてしまいます。
ですので結果的にはグラスの底に死骸がたまっていくので、
そのままトラップを放置しておけば良いです。
1週間ぐらいで入れ替えするようですが、おそらくそんな時には
もうハエはいなくなっていると思いますよ
お試しあれ~