昨年の秋頃から満たされない想い

魂の渇きを感じていました。

 

 

自分に問いかけても

わかりませんでした。

 

 

そこでYOGA療法で

お世話になっている先輩に

カウンセリングをすすめられ

受けることにしました。

 

 

過去に起きたつらかったこと

悲しかったことが

たくさん浮上してきました。

 

 

でもその感情に無理に

ふたをしようとしていたので

苦しかったのです。

 

 

 

私にとって子育ては

苦行そのものでした。

 

 

息子が幼稚園に入ってから

高校を卒業するまで

息子がかけた迷惑のために

色々な方にお詫びに行く日々が

続きました。

 

 

 

お詫びにいくことに疲れ果て

「たまには私の替わりに行ってよ」と

夫に八つ当たりもしました。

 

 

 

息子が外出してるときに

電話が鳴ると

私は脅えました。

 

 

 

また息子が誰かに

迷惑をかけたのではないかと

完全なネガティブ思考に

なっていました。

 

 

 

脅かされる日々の生活

 

 

 

息子は夜遊びにふけ

安心して床につける日は

めったにありませんでした。

 

 

この想いを親へ

話すことはできませんでした。

 

 

心配されること

私の恥であることと

思っていたからです。

 

 

でもひとりで抱え込むには

荷が重すぎました。

 

 

 

なんとか息子が高校を卒業し

働き始めると

人に迷惑をかけることは

なくなりました。

 

 

これでやっと肩の荷をおろせたと

思っていました。

 

 

過去のつらい想いも

一掃されたつもりでいました。

 

 

 

でも悲しみの炎は

くすぶっていました。

 

 

 

誰かにこの話を聞いてもらいたかった。

 

 

 

天国の父に話したかったのです。

 

 

ねぎらいの言葉を掛けて

ほしかったのです。

 

 

 

カウンセラーの方が

私の目の前に椅子を置き

「ここに天国のお父さんがいると思って

話したかったことを瞑想してみて」と

言ってくれました。

 

 

 

瞑想を始めると涙にむせび

今までひとりで頑張ってきたことを

やっと父に話すことができました。

 

 

 

「よく辛抱したね」

父はそう声を掛けてくれました。

 

 

 

「でもいつもそばにいたんだよ。

ご先祖様もいっしょに

応援していたんだよ。」と

声を掛けてくれました。

 

 

 

瞑想の終わりの合図に

ティンシャの音が

鳴り響きました。

 

 

「終わった」

 

 

 

そう思いました。

 

 

 

次に今まで父が座っていた椅子に

私が座り

過去の自分へ

私が声を掛けました。

 

 

「よく乗り越えられたね」

 

 

「がんばったね」

 

 

 

これで14年に及んだ

ひとつの経験に

区切りをつけることが

できました。

 

 

 

どんなにつらい思いを

しているときも

決して私はひとりではなかった

 

 

父もご先祖様も応援してくれていた

 

 

 

このことが何よりもうれしく

感じられました。

 

 

 

今まではなんでも

ひとりで乗り越えようと

してきました。

 

 

でもときには人の力を

借りることも必要だと

思えた経験でした。

 

 

 

差し伸べられた温かな手

 

 

 

素直につかんでみよう。

 

 

 

私も誰かに

手を差し伸べていかれるよう

この経験を糧に

生きて行こうと思います。

 

 

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ひとりでがんばってきたつもりでも

振り向けば

きっと誰かが

応援してくれている

 


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