アラフォーからでもなりたいあなたに

CITTA手帳とファッションで導く

151センチスタイリスト  稲岡 恵です

 

 

 

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入院中はずっと車椅子生活になってしまった
じいじ

歩行のリハビリがないので、
どんどん足の筋力がなくなって
このまま本当に車椅子を手放せなくなるのでは?
ヤキモキして  病院にリハビリをお願いしたが、
緊急入院した理由が「せん妄」「認知症」治療のため、リハビリは制度上 取り入れられない とのこと
 
 
全く納得できなかったけど
我慢するしかなかった
 

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車椅子での散歩、
病院内のコンビニにお買い物に行くことや
食堂でコーヒー飲んだりすることが唯一の楽しみだった
 
 
今まで 甘いものなんて
ほとんど食べなかったのに
急に「ドーナツが食べたい」とか
「飴が欲しい」と言うようになった
 
 
それくらいしか楽しみがないので
食べる元気があることが嬉しくて
糖尿もあるので 気をつけながら お買い物


本や新聞を買おうか?と聞くと
読むのが面倒みたいで「ええわ」と言う
 
 
あんなに新聞読むのが大好きだったのに
今は 目が 活字を追えてない感じ
 
読んでる格好してるが、読めてない
ページをめくって終わり
 

あぁ、もう、こういうのも しんどいんだな
 
 
 
そんな生活が三ヶ月続いた
ちょうど、
毎日の往復2時間が限界に感じていた頃だった
制度上の問題で、三ヶ月しか入院できないらしい
 
 
症状は少し良くなったが、車椅子のまま
治療もなく、この状態が続くだけなら
近所の介護施設に入所した方がリハビリも受けられるし、私たちも通いやすい
 
 
そこで介護保険申請をして、
介護施設にお世話になることに
 
 
施設をいくつか検討し、
通いやすい近所の施設を見学
第一候補の施設の空きが一室だけあった
今回もまた、これ以上ないというタイミング
退院予定日と介護施設の部屋の空きがバッチリで
退院後すぐに入所できた
 
きっと母が助けてくれたんやね
 
 
それから、リハビリが週2回始まり、少しずつ歩けるようになった

歩けることが嬉しくて、毎日通って、一緒に散歩した
ゆっくりだけど、歩けるようになってきた
 
 
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最初は、もうじれったいくらいの小さな歩幅でゆっくりの歩み

もう少し早く歩いて〜となる気持ちを抑え
「ほら、あそこのコンビニまで頑張ろう、あそこでコーヒーとドーナツ買おう」
と子供に言い聞かせるような感じで、歩くよう説得をする
 
 
私だけなら10分もかからないところを
30分くらいかかって、歩いた
「見て見て!!  あそこから、ここまで歩けたよ!!」
と言うと 嬉しそうだった
 
 
ゆっくり、ゆっくりの歩みで
コンビニまで歩けたあの感動は忘れない
コーヒーがおいしかったね
 
 
それからも毎日、毎日ショッピングモールに行って
端から端まで歩いた
小さな子のように、自然と手を繋いだ
 
 
父と 自然と手を繋ぐ
こんなことでもなかったら、
手を繋ぐことなんてなかったと思うと
悪くないと思った 

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ICUの人工呼吸器をつけていた姿を思い返すと
こうして歩けるようになったなんて
感謝の気持ちでいっぱい
感激だった

コンビニのコーヒーが
ホテルのラウンジのコーヒーよりも美味しく感じた
 
 
 

 

 

 

新世界観ブログ12へ続く

 
  
 
 

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