今年7月23日 性別適合手術を某クリニックで受け、術後の経過も良い状態で25日には退院、27日からは会社へ勤めにいける状態でした。
術後1ヶ月は出来る限り安静にと担当医から指示を受けていたので、会社へは申し訳なかったのですが電話受付や書類関係など事務仕事を中心に勤めさせて頂きました。
会社側は事務仕事は業務ではないと言われ「働いてないからその理由の為に診断書出してこい」とまで言われてしまいましたが。辞めるキッカケは今までにもたくさんありましたが、この一言は予定よりも早く退職した原因でもありました。

9月30日を以て退職すると8月15日に退職届を提出。

9月22日の早朝、目覚めてすぐ体の異変に気付きました。
胃が酷く痛い。
この日は引越しを予定していたので前日から実家で寝泊まりさせて頂いていました。
昨晩食べたものが悪かったのか、食事だったり今までの不規則な生活だったり、原因を考えますが とにかく痛い。
午前中は布団で横になり安静にしていました。
横になっても、色々体勢を変えても痛みが和らぐ気配もなく。
父母は寝てたと言ってましたが、余りにも痛くて気を失う感覚に近かったです。意識が戻ったら 少し痛みが引いたかと思って立ち上がると また刺すような腹痛で。

午後からは流石に動かないと その日に引越しが終わらないので動き出しましたが 痛くて自分は何も出来ないまま七転八倒。次第に吐き気がして トイレで何度も吐いていました。

夕方、荷物の移動も粗方終えて、実家に戻りますが体調は良くなるどころか死ぬんじゃないかと思うくらい下腹部が痛くなっていました。昨晩 食べたのに排便がないことに気付いて「とにかく中身出し切ったら少しは楽になるんじゃないか」と思い浣腸して、排便を促します。
驚くほど何も出ない。入れたもの出てきただけで終わるという結果に。

19時半頃、耐え切れなくなり両親に病院へ連れて行って欲しいと懇願し、祝日だった為 時間外診療もしている最寄りの病院へ駆け込みました。
車の中でも待合室でも椅子に腰掛けられないほど痛くなっていて、横たわってました。この時も何が原因なのかと苦しみながら考え、腹部の触診から始まりレントゲンやCTを撮ったあと「もしかしたら腸閉塞かも知れない」と母親に伝えました。

性別適合手術後の合併症等で腸閉塞というものがあります。一度 開腹手術を受けると癒着等が原因で腸閉塞になる場合があると専門医から伝えられていたのを思い出しました。

検査結果を診た先生から
「腸閉塞ですね。暫く入院です、絶飲食とイレウス管の保存療法で対応しますが回復の見込みが無ければ手術もやむを得ません。最悪の場合 人工肛門になります」
そう伝えられました。



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